堂本光一だけじゃない!ジャニーさん魂を継承したジャニーズたち

堂本光一だけじゃない!ジャニーさん魂を継承したジャニーズたち

堂本光一だけじゃない!ジャニーさん魂を継承したジャニーズたち

継承する。

 ジャニーズ事務所の創業者のジャニー喜多川元社長は、「Show Must Go On」を唱えつづけた。作・構成・演出を務め、KinKi Kids堂本光一が主演を務めるミュージカル作品シリーズEndless SHOCK」では、作中のセリフとしても定着。社訓でもあるため、所属タレントはみな伝承している。

 どんなことがあっても、ステージに穴を空けない。それを体現してみせたのは、関ジャニ∞の横山裕だ。最愛の母を亡くした直後もステージに立っているのだ。

 母親は横山が3歳の時に離婚。4歳で再婚し、義父との間に二男と三男をもうけた。しかし、義父が横山に虐待したことで再び離婚。女手一つで3人の息子を育てた。10年5月16日の午前、スーパーで買い物中に虚血性心疾患で突然倒れ、搬送先の病院で急逝。50歳の若さでこの世を去った。

 同日、横山はソロコンサートツアーの真っ最中。スタッフから訃報を聞かされたが、青森公演の夜の部を立派に務め上げた。

「自身が作詞した『オニギシ』という楽曲では、歌うことが辛そうでした。曲中に『お母ちゃん、ボクは何してあげられた? 優しかった? もっと一緒に笑いたかったな。でももうそれも遅いんやな』というセリフがあるのですが、見ているこっちが苦しくなったほど。途中からは、客席ではなくスクリーンのほうを見て歌っていました」(スポーツ紙記者)

 翌17日に通夜。18日の告別式にはメンバーも弔問に訪れ、19日からは気丈に通常のスケジュールをこなしたという。

 この10年5月、横山の先輩も実母を亡くしている。当時V6だった三宅健だ。奇しくも、三宅も横山と同じ母子家庭で育ち、10代でジャニーズ活動を始めている。

 母はすい臓ガンを患っており、闘病生活の末に旅立った。三宅はファンや関係者に迷惑をかけまいと、通夜は身内のみ。告別式にはメンバー事務所関係者数人のみが出席した。亡くなったわずか2日後、通夜の当日にもMCを務めるバラエティ番組のロケに参加。周囲の誰にも気づかれないプロ根性を見せていたという。

 Sexy Zoneの佐藤勝利は16年9月、父を57歳の若さで亡くしている。父は「勝利」の名付け親。訃報は、16年12月から翌17年1月まで東京・帝国劇場で上演されていた舞台「ジャニーズオールスターズアイランド」の劇中で明かしている。

「死去から2カ月ほど経っていたので、ジャニーさんが開幕の数日前に提案したそうです。悩んだ佐藤さんはお姉さんに相談して承諾。迫真の演技で『父さん、死んじゃったんだよ。ほんとうに死んじゃったんだ』というセリフが劇場に響いた時、客席が静まり返っていました」(前出・スポーツ紙記者)

 死しても残るジャニーさん魂。ショーマストゴーオンは永久に不滅だ。

(北村ともこ

アサジョ

(出典 news.nicovideo.jp)

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