【衝撃】女性ホームレスから考える日本の隠れた貧困問題とはいったい?

【衝撃】女性ホームレスから考える日本の隠れた貧困問題とはいったい?

貧困(ひんこん、英語:poverty)は、貧しく困る様を表す形容動詞。「貧困生活」・「発想が貧困になる」など。本項では主に経済学と生活史的な貧困について言及する。 貧困とは状態であり、基準(定義)の定め方により貧困か否かその程度が異なったものと評価される。絶対的な基準を定める場合もあれば、相対的な基準を用いる場合もある。
48キロバイト (7,171 語) – 2021年12月23日 (木) 23:26
この問題は後に顕在化してくるだろうね。世知辛い世の中です。

1 愛の戦士 ★ :2022/02/17(木) 09:30:27.07

nlppon.com 2/16(水) 15:03

板倉 君枝(ニッポンドットコム)

収束の見えないコロナ禍で、生活困窮者対象の炊き出しに並ぶ女性が増えている。中には雇い止めなどで失業して家賃が払えず、住まいを失う危機に直面している人もいる。かつて長期間にわたり「女性ホームレス」のフィールドワークに取り組んだ京都大学大学院准教授・丸山里美氏に、その体験を踏まえ、実態が見えにくい女性の「隠れた貧困」について聞いた。

釜ヶ崎との出会い
日本で「ホームレス問題」が顕在化したのは、1990年代、バブル経済崩壊後の不況期だ。

当初、大阪・釜ヶ崎(西成区)、東京・山谷(台東区)、横浜・寿町(中区)などの「寄せ場」(日雇い労働者を集める市場)周辺で、仕事が急減して簡易宿泊所(ドヤ)の宿代が払えず、野宿する日雇い労働者が増えていた。不況が深刻化するにつれ、野宿者は寄せ場から都市の広い範囲で見られるようになっていく。

丸山氏が野宿者に関心を持つようになったのは、大学生の時に「好奇心」から釜ヶ崎で炊き出しに参加したことがきっかけだ。

「初めて釜ヶ崎に行ったのは1999年、一番野宿者が多かった頃です。当時は東京、大阪を中心に全国に3万人程度野宿者がいるとされていました」

卒論は「ボランティア」をテーマにフィールドワークをして書こうと、大学3年の夏から頻繁に釜ヶ崎に通い、炊き出しの手伝いをした。「私にとって、釜ヶ崎は雑然として活気のある、面白い街でした。ボランティア活動をしながら、他の参加者に聞き取りをする作業は楽しく、研究者を目指し大学院に進学することを決意しました」

ところが卒論を完成間近にして、日雇い労働者の男性からストーカー被害に遭う。襲われるのではないかと恐怖心にさいなまれる一方で、「あそこで生きている女性たちは同じような経験をしているに違いない」と思い至った。炊き出しでは時々見かけたものの、街に女性の姿はほとんどない。男たちばかりの中で、彼女たちはどんな暮らしをしているのか。直接話を聞いてみたいと思った。

見えにくい女性ホームレス
社会学や社会福祉学などにおける既存の野宿者研究は、男性が前提で、女性は「見えない存在」だった。それなら自分はジェンダーの問題を寄せ場やホームレスの切り口から取り上げようと決めた。

調査のために東京・山谷の福祉施設で働き、大阪では支援活動をしながら、東京・大阪間を頻繁に行き来した。「最初の1年ほどは、ホームレスの女性たちを自分の調査の道具に使う後ろめたさがあり、論文のために話を聞かせてくださいと切り出すことができませんでした」。だが、思い切って事情を打ち明けて頼んだ相手が快く受け入れてくれたことをきっかけに、女性野宿者たちの話を少しずつ、時間をかけて聞けるようになっていく。

野宿者がブルーシートのテントを張る公園にも通った。「当時通った東京都内の公園には、約250人が暮らしていたと思います。そのうち10人前後が女性でした」

その中の4人と人間関係を築き、うち1人「タマ子さん」とは、テントで1週間生活を共にした。当時36歳で、公園内で野宿する女性の中では最も若く、軽い知的障害がある。夫と二人で野宿生活を1年半ほど続けていた。

「テントは4畳ぐらいの広さです。炊き出しに一緒に並び、スーパーで野菜を買い、カセットコンロで調理する生活でした」

野宿生活は、嫌がらせや暴行の危機と隣り合わせだ。女性の場合、圧倒的な多数派である男性野宿者から暴力、セクシュアルハラスメントを受けることもある。タマ子さんをはじめ、女性野宿者にとって、男性と共に暮らすことは、身の安全を守るための生活戦術でもあった。夜間だけ特定の男性野宿者のそばで眠るという単身者もいた。

2002年から08年にかけて、33人の女性たちに話を聞いた。その平均年齢は59歳。大半は結婚歴があった。ホームレスになった過程は、夫の失業、未婚または夫との離死別による単身者で失業、夫・息子からのDV(家庭内暴力)で家族との関係性を失った結果などだ。多くの人が清掃パートや水商売、廃品回収など低賃金の仕事を経験していた。また、常に野宿しているわけではなく、女性を対象にした施設や知人宅に身を寄せることもあった。

※続きはリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/c513b9d354da65177650f4c95c7cfb352d756d7f&preview=auto
丸山氏が1週間過ごしたテント(丸山氏提供)

(出典 i.imgur.com)


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