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北京五輪・アイスホッケー女子準々決勝 スマイルジャパン、メダル届かず 初の準々決勝進出も7失点でフィンランドに敗れる
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サンケイスポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/135ca62d66cf9dbe50493f9a5cae4355291a8c5a
北京冬季五輪第9日・アイスホッケー女子準々決勝(日本1-7フィンランド、12日、五棵松体育館)1次リーグB組を1位で通過した世界ランク6位の日本代表「スマイルジャパン」は、初の準々決勝で同3位の強豪、フィンランドと激突。第1ピリオド、2点を先行された後にFW志賀紅音(20)=トヨタシグナス=が得点を奪って1点差に迫ったが、その後はフィンランドに試合のペースを握られ、大量7失点で敗れた。
先制はフィンランドだった。第1ピリオド2分、日本にペナルティーがあり、パワープレーで日本が1人少ない状態でニエミネンにシュートを決められ、0-1と先行された。フィンランドは先制後も攻撃の手を緩めず、押し込む時間帯が続く。すると同4分、距離のある位置からのシュートをバイニッカがコースを変えて得点を許し、0-2となった。日本は同15分、速攻を仕掛けて右から志賀紅音がシュートを決めて1-2とし、1点差に追い上げた。第1ピリオドが終了。
第2ピリオド5分にフェースオフからゴールを奪われる。左から崩され、ゴール前で混戦となると、カルビネンが押し込んで失点。さらに同8分には左からニエミネンがGKの肩口を射抜くゴールで1-4となり、第2ピリオド終了。
第3ピリオド開始直後に右サイドでパックを受けたニエミネンがフリーでこの日3点目のゴールを奪い、1-5となった。同8分にはタパニがゴールライン裏からのパスを受けてシュート。6点目を決めた。さらに同12分にはハカラが左から攻め入り、バックハンドで得点。1-7となった。試合はそのまま終了した。
勝てば4強入りで、史上初のメダル獲得にグッと近づく重要な一戦だったが、届かなかった。