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え〜っ!真っ赤っかな、お犬さん!
》》》》》》賛否両論!
真っ赤に染めた愛犬との日常をTikTokに投稿している女性が、猛烈なバッシングにあっている。女性は「染毛剤は無害」と主張し染色した理由を説明しているが、ヘイターの怒りの声は収まらないようである。『The Daily Star』などが伝えた。
米カリフォルニア州ロサンゼルスに住むTikTokerのクロエさん(Chloe)は、愛犬でグレート・ピレニーズのオス“ダンディ(Dandy)”を鮮やかな赤に染めている。ダンディの薄いイエローの被毛を鮮やかな赤に染めたきっかけは昨年10月30日のハロウィンのイベントだそうで、赤い被毛をキープしている理由についてクロエさんはTikTokの中で3回に分けてこのように述べている。
パート1
・赤がとても似合う。
・グレート・ピレニーズは近所では珍しく、盗難を防ぐことができる。
・飼い主にとっても楽しいし、ダンディが染色をする時に撫でてもらえることを喜んでいる。
・ヴィーガン(植物性)製品の染色剤は被毛を輝かせ柔らかくする。
・体重約60キロ(130ポンド)で大型のダンディを怖がる人が多いが、赤にすることでより親しみやすくなる。
パート2
・もともとはハロウィンのイベントで染色したが、気に入ったのでそのままにした。
・ダンディは注目を浴びるのが好き。他のペットやファンからたくさんの愛をもらって喜んでいる。
・人々を笑顔に変える。
・犬の染色の安全性を人々に知ってもらいたい。
・飼い主が「染色可能」と言っているのだから、そっとしておいて。
そしてパート3ではこれまでの理由に加え、「赤は目立つため、交通事故防止につながる」「抜け毛が少なくなる」などをあげていたが、コメント欄には「これは虐待」「美しい自然な被毛があるのに、なぜ染色するのか…全く理解できない」「自己満足」「犬の気持ちを全く分かっていない」「逆に怖い」といった声が殺到、クロエさんは次のように反論した。
「虐待というのは犬を鎖につないで置き去りにしたり、ケアをせず餌を与えなかったり、暴力を振るったりすること。私たちはダンディに虐待はしていない。ダンディはとてもハッピーな犬よ!」
さらにクロエさんは、染色剤が犬専用の「OPAWZ」という製品であることを説明。実際に染色剤を舐めている動画を投稿し「お金をかけて犬の被毛、皮膚、製品についてリサーチしているの。これは100%安全」と訴えた。OPAWZのウェブページによると、この製品は犬や馬専用の特別な染色剤でグルーミング大会などで使用されており、プロのグルーマーに愛されているという。また鮮やかでファッショナブル、かつユニークな色を提供し、20回以上洗っても色落ちしないにもかかわらず無害だという。
しかしながらヘイターの非難の声は止まず、クロエさんは先月18日に「これまでは月1回のペースで赤に染めてきたけど、今後は染色をやめるわ」と宣言し、ネガティブなコメントが殺到していることを明かした。
ちなみにクロエさんの約33万5千人のフォロワーからは「なぜ! やめないで」「安全なのだから、やめる必要なんてないわよ」「ヘイターの声なんて無視すべき」「ダンディが幸せならいいのでは?」「とても可愛いのに」という声もあがったが、英国動物虐待防止協会(RSPCA)のスポークスマンは「ペットの染色を禁止する法律はないものの、染色することで犬や猫が怖がったり困惑することがある」と指摘した。
なお2020年にはマレーシアで、体をオレンジと黒でトラのように染められた犬の写真が動物愛護団体のFacebookに投稿され、怒りの声が殺到した。また2019年にはアメリカのトリミングサロンで、愛犬の耳と眉が勝手にネオンカラーに染められ、飼い主が激怒していた。
画像は『Dandy & Chloe 2021年12月28日付TikTok「Shout out to Cadillac Jack」、2021年10月24日付TikTok「Dandy officially has a tiktok y’all」、2022年1月7日付TikTok「#duet with @hailey_gee13」、2021年12月27日付TikTok「Hes a happy red dog」』『The Daily Star 2022年1月31日付「TikToker accused of ‘animal abuse’ for dyeing dog red but she says colour keeps him safe」(Image: @danthebigreddog)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)