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本人はダイエット効果実感も… 日本ハム・清宮の急激な減量に「期待」と「不安」の声
東スポWeb
自主トレでスリムな姿を披露した清宮幸太郎(東スポWeb)
林家三平もびっくりのダイエットで注目が集まっている日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)をめぐり、期待と不安の声が周囲でささやかれている。12日はソフトバンク・柳田と合同練習に取り組んでいる佐賀・嬉野市で自主トレを公開。新庄監督の勧めもあって取り組んでいる減量は成果を実感しているようだが…。
100キロ超だった体重は昨年11月末までに98キロに減少。現在は徹底した食事管理と豊富な練習量でさらに絞り「今は94キロ〜95キロぐらい」(清宮)という。
いまやルックスはプロ入り直後を思わせる。その効果で体のキレを取り戻す可能性は高い。本人もすでに減量効果を実感しているようで「やっぱり動きやすいです。あまり疲れないですし」と笑みを浮かべる。
今回のダイエットを持ちかけた新庄ビッグボスは現役時代に体脂肪を極力減らす一方で、筋力を維持する理想的な体形で好成績を残した。清宮が俊敏な動きを取り戻せば故障も減り、ここ数年精彩を欠いた打撃や守備も肉体同様に変化は表れるはず。未完の大器に自然と期待が高まるのは当然だろう。
だが、極端な減量は長距離砲にとってマイナス面もある。筋力を維持できなければ、パワー不足に陥ってしまうからだ。
清宮は「糖質はしっかりとるようにして、運動中もドリンクで確保している。脂質かな、意識するとしたら。肉も種類というか」と、単純な減量ではないことを強調。持ち味であるパワー不足に陥らない体作りを目指していることを明かした。それでも過去に経験のない減量による反動はいつどこで生じてもおかしくない。
減量とパワー維持の両立は容易ではなく、見守ってきた球団スタッフも「中距離打者として率を残す打者を目指すのであれば、今回の減量効果は大きいはず。ただ、飛距離を追求するとなればこの取り組みの結果は未知数」と半信半疑。清宮は今季の目標を「30本(塁打)です。そこを目指してやります」とブチ上げているが、実現できるかどうかは今後の動き次第だろう。
もっとも、清宮は体重を減らすことばかりでなく、打撃技術向上にも意欲を見せている。今後はボールを「一点ではなく線で捉える感じ」を意識しながらから確実性を上げていくという。
「自分のスイングは嫌いで嫌いで仕方がなかったので(打撃フォームを)変えることに対して躊躇(ちゅうちょ)することは全くなかった。(春季キャンプは)初日からアピールしまくって、開幕戦はホークス戦なので柳田さんの前で一発かましてやりたいと思います」と高らかに宣言する清宮は勝負の5年目で変貌を遂げられるか。新庄監督とともに注目は集まる。
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