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【韓国】文大統領が新年のあいさつ 「晩春の最後の日まで、先導国家大韓民国の将来のために全力を尽くす」
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、SNS(交流サイト)に掲載した新年のあいさつで、「(今年は)新しい大統領を選ぶ選挙が待っている」とし、国民と共に未来の希望を揺るぎないものにする選挙になることを期待すると述べた。
現職大統領が新年のあいさつで、次期大統領選に言及するのは異例。国民が直接、国のトップを選ぶ選挙の重要性を強調したものとみられる。
文大統領はまた「世界は今、激変の時間の中にある。ハイスピードで変化する経済や生活様式をリードし、新たな国際秩序に対応しなければならない」とし、そのための準備は精神面でも経済面でも整っており、共に進むことだけが残っていると強調した。
そのうえで、「晩春の最後の日まで、先導国家大韓民国の将来のために全力を尽くす」とつづった。「晩春の最後の日」は文大統領の任期が終了する5月9日を示すものとみられる。
文大統領はこれまでも、「わが政府には晩年がない」とし、任期の最後まで最善を尽くして国政に臨むと強調してきた。
また文大統領は2年にわたり防疫の第一線を守ってきた防疫当局関係者や医療関係者、困難に耐えてきた小規模事業者や自営業者、社会生活の維持に不可欠な仕事に従事するエッセンシャルワーカー、周囲の人の安全に共に配慮してくれた国民に対し、深く感謝すると伝えた。
文大統領は2022年の干支が「壬寅(みずのえとら)」であることに触れたうえで、「虎のように力強く跳躍する1年になることを願う」と述べた。
2022/01/01 06:51配信
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