【読書】「ラノベ」より「児童書」が人気!? 学校読書調査から見える中高生の読書事情が意外な結果に…

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【読書】「ラノベ」より「児童書」が人気!? 学校読書調査から見える中高生の読書事情が意外な結果に…

ライトノベルは、日本で生まれた言葉で、娯楽小説のジャンルの1つ。英単語のlightとnovelを組み合わせた和製英語。略語としてはラノベ。 ライトノベルの定義に関してはさまざまな考え方があり、業界内でも明確な基準は確立されていない。 ライトノベルには、はっきりとした必要条件や十分条件がない。このた
56キロバイト (8,072 語) – 2021年12月11日 (土) 03:47
児童書の年齢層が上がってきてるようですね。

1 征夷大将軍 ★ :2021/12/14(火) 06:43:47.22 ID:CAP_USER9.net

現代ビジネス2021.12.14
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/90122

毎日新聞社と全国学校図書館協議会(全国SLA)が全国の小中高生を対象に毎年実施している「学校読書調査」の結果が「学校図書館」2021年11月号(全国学校図書館協議会)に発表された。

 そこから見える2021年らしい動向について2つほど書いてみたい。

中2以上女子で「TikTok売れ」が顕著に
 2021年にはTikTokで小説を紹介するけんごの取材記事が無数に作られたが、学校読書調査上でもTikTokの影響は確認できる。

 「今の学年になってから読んだ本」においてTikTok売れの代表的なタイトルである『桜のような僕の恋人』『余命10年』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』などのライト文芸作品が中2以上の女子のランキングで上位に入っている。

 いずれのタイトルも、実はTikTok売れが始まる以前から学校読書調査上で確認できる人気作だったが、2021年にはもう一段階跳ねている印象がある。

 というのも、高校生は1~3年生の男女合わせて約5000人を対象に調査しているにもかかわらず、例年、高校2,3年になると読んだ本ランキングで1位になる本でも数人しか挙げないのだが(たとえば2019年調査では高2女子1位の『君は月夜に光り輝く』は8人、高3女子1位の『君の膵臓をたべたい』などは6人)、2021年調査では高2女子1位は21人、高3女子でも15人が『桜のような僕の恋人』を挙げているからだ。

 高校生の平均読書冊数自体は2019年調査1.4冊、2021年調査1.6冊とほとんど変わっていないため、「TikTokの影響で読書冊数が増えた」とまでは言えない。また、集計方法をそれまでの「5月1か月間に読んだ本」を「いくらでも」挙げる方式から、「今の学年になってから読んだ本」を「3つまで」挙げる方式に変更した結果なのかもしれない。それでも、『桜のような~』以外も含めて、挙げられているタイトルの読書人数の増え具合は印象的だ。

 なお、男子ではこういう現象は起こっていない。高2男子1位の『神様のカルテ』『桜のような僕の恋人』『人間失格』はいずれも7人、高3男子1位の『君の膵臓をたべたい』も7人に留まっており、女子だけ例年より増えている。

 また、中高生女子で『死にたいけどトッポッキは食べたい』『私は私のままで生きることにした』『82年生まれ、キム・ジヨン』といった韓国エッセイ、韓国文学が入っているが、これは前回2019年調査までは見られなかった傾向である。

 一般文芸では、従来からの東野圭吾『マスカレード』シリーズや住野よる作品に加えて、2021年で目立つのは、中高生女子からの『推し、燃ゆ』『かがみの孤城』の支持が熱いことだ。『かがみの孤城』は2019年調査では高1女子でのみランキング上確認できるが、21年調査では中3~高3女子で上位にある。

児童文庫、児童書の読者層が上にも伸びる
 ほかに2021年調査で見られた新傾向としては、基本的には小学生までを対象としているとされる児童文庫、児童書の一部が、中学生の「読んだ本」ランキングにも食い込むようになったことだ。

 正確に言えば、宗田理の『ぼくら』シリーズは従来から中学生のランキングにも入っていたし(同シリーズはもともと中高生向けに書かれたものを角川つばさ文庫で小学生向けに出し直しており、読者も中学生になってからは角川文庫版など児童文庫以外で触れている可能性もある)、理系学習マンガの『科学漫画サバイバル』も2016年調査から中1男子において確認できる。また、小学館ジュニア文庫から刊行されている『名探偵コナン』のノベライズも2017年調査の中2男子まで遡って確認できる。

 2021年には『ぼくら』『サバイバル』『コナン』に加えて(なお『ぼくら』と『コナン』は中3まで伸びた)、男子では『ざんねんないきもの事典』が中1まで、角川つばさ文庫の『空想科学読本』『恐怖コレクター』が中1、『絶体絶命ゲーム』が中2、女子では講談社青い鳥文庫の看板作品『探偵チームKZ事件ノート』が中1まで、「りぼん」のマンガを集英社みらい文庫でノベライズした『絶叫学級』が中2まで、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』が中3までランクインしている。

 また、朝読需要の高いショートショートの『5分後に意外な結末』シリーズが男子では小6から中3まで、女子では小4から高1までランキングで確認できる(同作はもともと中学生女子から火が付いたため、「児童書」とみなすべきか微妙なところだが)。

 これはどう解釈できるか。

 そもそも学校読書調査は例年6月の第1週から2週にかけて行われるものであり、中学校に入りたての状態では小学生の読書からすぐ切り替わるとは言えない。
(以下リンク先で)

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