高校女子バレー部の部室からユニホーム22着を窃盗　検察側、拘禁刑４年を求刑　盗んだ理由は…

　南砺市内の高校の部室に侵入し、女子バレーボール部員のユニホーム２２着を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の罪に問われた金沢市の無職男（５４）の初公判は２６日、金沢地裁であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は拘禁刑４年を求刑し、即日結審した。判決は１２月１５日に言い渡される。

　被告人質問でユニホームを盗んだ理由を問われた被告は「（風俗店の従業員に）着せようと思った」と説明した。検察側は論告で、「身勝手な動機で犯行に及んでおり、強い非難に値する」と断じた。弁護側は寛大な判決を求めた。

　起訴状によると、被告は７月２日から１９日ごろの間、窃盗目的で南砺市内の高校の部室に侵入し、女子部員のユニホーム２２着（時価計約２万２千円相当）を盗んだとされる。

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