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一方、近年のフルゲーム新作については、ゲームクオリティが高く評価されながらも販売実績が期待を下回る傾向が続いている。同社は、この要因として、発売時点のジャンル競合や価格設定に加え、時間を置けば“完全版”が出るのではないかというユーザーの懸念が買い控えにつながっている可能性があるとの見方を示した。
一方、近年のフルゲーム新作については、ゲームクオリティが高く評価されながらも販売実績が期待を下回る傾向が続いている。同社は、この要因として、発売時点のジャンル競合や価格設定に加え、時間を置けば“完全版”が出るのではないかというユーザーの懸念が買い控えにつながっている可能性があるとの見方を示した。
また、明確な原因を特定できていないものの、ゲームの魅力が十分に伝えられていないというマーケティング上の課題も認識しており、現在、要因分析を進めているという。『ソニックレーシング クロスワールド』など高品質なタイトルが多いだけに、マーケティング施策の改善によって販売実績の積み上げを図りたい考えだ。
また、2025年3月期のリピート販売が前年同期比18.5%減の180億円と前年の好調から一転して苦戦している点については、ラインナップの違いを要因として挙げた。前期には『ペルソナ3 リロード』『龍が如く8』『ユニコーンオーバーロード』などが下期後半に集中して発売され、翌期も高い価格帯を維持しながら売れ続けた。一方、今期はこのポジティブな流れを引き継ぐ大型タイトルが少なかったことから、リピート販売全体が弱含んでいるという。






