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【韓国政府】コロナ感染者の急増で防疫強化策示唆「来週にこの状況が収まらない場合、多様な対策を考慮するしかない」
10日、韓国メディアの韓国経済新聞によると、保健福祉部のパク・ヒャン中央事故収拾本部防疫総括班長は10日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」のインタビューで、「来週にこの状況が収まらない場合、さまざまな移動・接触制限ができる、多様な対策を考慮するしかない」と明らかにした。
「ウィズ・コロナ以前に戻るべきではないか」という質問には、「移動制限の方法については、さまざまな方式を検討している。週間での新型コロナ危険度評価を検討しなければならない」と答えた。
それほど、新型コロナウイルス感染症による韓国の現状は深刻だ。
10日、朝鮮ビズによると、新型コロナの感染者が連日急増し、新規感染者数が3日連続7000人台を記録した。重症患者も3日連続800人台だ。
中央防疫対策本部は10日午前0時時点で、確認された患者が国内6983人、海外流入まで足した全体では7022人が増えたと明らかにした。これによって累積感染者数も計50万3606人で、50万人を超えた。新規感染者数は前日（7102人）よりは80人少ないが、依然として7000人台を続けている。
重症患者も8日から3日連続で852人に達し、840人→857人→852人と800人台に達した。コロナで死亡した人は53人増え、累積4130人になった。死者のうち51人が60歳以上だ。50代と40代でもそれぞれ1人の死亡者が発生した。
こうした中、国内で新型コロナと診断され死亡した10歳未満の患者が再び発生した。コロナによる10歳未満の死亡者はこれで3番目で、3歳未満の幼児だ。
10日、ニューシスによると、疾病管理庁中央防疫対策本部が9日に発表したところによると、この日午前0時時点でコロナの新規死亡者に、0～9歳の一人が追加された。先月30日、初めて10歳未満の死亡者が発生したのに続き3度目だ。
同対策本部は「今回のケースは3歳未満の乳児で、普段は疑わしい症状はなかった」とし、「前日、呼吸困難の症状を見せたため、119で救急室へ移送された後に救急室で死亡した」と明らかにした。
同対策本部はまた「両親のうちコロナに感染したという履歴はなく、現在感染経路は調査中」とし、「疾患の有無も調査中」と付け加えた。
こうした状況に、野党からは政府の対策を批判する声も上がっている。
野党「国民の力」のキム・ジョンイン（金鍾仁）総括選挙対策委員長は10日、「コロナ事態が大統領選挙そのものを飲み込んでしまう状況」と診断した。
金委員長はこの日、選挙対策委員会傘下に設置した「コロナ対応委員会」の初会議を開き、このように述べた。
金委員長は、特に幼児や青少年のワクチン接種について、「親の反対が激しく、長所と短所を専門家が判断しなければ国民を説得できない。この部分についてもきちんとした対策を講じなければならない」と強調した。
そして、政府のコロナ対策を強く批判した。
「文政権が初期にコロナ事態にあまりにも安易に対応し、早期に終息しそうだという認識を持っていた。体系的な対応がなされていなかった」と指摘した。
続いて「災難支援金も少しずつ支給した。経済的問題については経済の専門分野で準備するだろうが、医学関係については危機対応委員会が正確に判断し、国民に説明しなければならない」と付け加えた。
2021/12/11 10:37配信 WOW！Korea
https://www.wowkorea.jp/news/korea/2021/1211/10326741.html
