小学生に蹴られた男性教員が反射的に蹴り返したら減給…子どもは何でも許され「教員は我慢しろ」でいいのか

小学生に蹴られた男性教員が反射的に蹴り返したら減給…子どもは何でも許され「教員は我慢しろ」でいいのか

小学生に蹴られた男性教員が反射的に蹴り返したら減給…子どもは何でも許され「教員は我慢しろ」でいいのか

1 少考さん ★ :2025/10/03(金) 10:26:47.56

小学生に蹴られた男性教員が反射的に蹴り返したら減給…子どもは何でも許され「教員は我慢しろ」でいいのか 「児童の親に謝罪させ、教員は慰謝料を請求するべき」との声も | PRESIDENT Online

2025/10/03 10:00
松尾 英明 公立小学校教員

 子どもは「何をしても許される」のか。今春、小学校児童に蹴られた教員が反射的に蹴り返したことで教育委員会から処分を受けた。児童はお咎めなしだった。千葉県の公立小学校教員・松尾英明さんは「児童は、教員に暴力をふるっても、挑発しても、自分は守られるという誤った学習をした可能性が高い」という――。

目次
1.教員が児童の左すねを蹴って、謝罪&減給のウラ
2.不均衡が生む泣き寝入り
3.「死ね」と言うのは許されるのに、教師は一発退場
4.「我慢しろ」というメッセージが教師を病ませる
5.処分文化が「クレーマー社会」を生む
6.「処分」ではなく「信頼」こそ教育の根本
7.教師を守らない社会に未来はない

教員が児童の左すねを蹴って、謝罪&減給のウラ

今年5月、北海道北広島市の小学校で68歳の男性教員が児童にいたずらで教室の扉を閉められ、注意したところ蹴られ、とっさにつま先で児童の左すねを蹴り返してしまった(児童にケガがなし)。このことで北海道教育委員会は教員を減給処分(減給1カ月、給料の10分の1の懲戒処分)にした、と報じられました。

児童は悪ふざけのつもりだったのかもしれません。かつて「先生」という呼称には尊敬心や、畏怖の念が込められることもありましたが、今はそれも形骸化しつつあり、教員の存在はカジュアル化しています。この児童は、友達と休み時間にじゃれあう感覚で、教員に応対したのでしょう。

この教員が、「暴力」を「暴力」で返してしまったことは明らかに失点であり、弁解の余地はありません。ただ、教員生活20数年の筆者として、この件で気になるのは教育委員会の対応です。「処分」で安易に幕を引こうとしているように見えるのです。

今回のニュースを巡って、ネットではさまざまな意見があがり、多くの人々が「処分」に違和感を抱いているようでした。

「むしろ(児童の)親に謝罪させ、教員は慰謝料を請求するべき」
「最初に暴力をふるった子が何の責任も取らないのはおかしい」

特に支持を集めたコメントは、「(当該児童の)保護者が教員に謝罪する姿を見せることが子どもの成長につながる」という趣旨の意見でした。子どもは「やってはいけないことをすれば、親に迷惑をかける」ことを学ぶはずだ、と。

しかし実際は、処分は教員にだけ下され、子どもは結果的に「挑発しても、自分は守られる」という誤った学習をしてしまった可能性が高い。

不均衡が生む泣き寝入り
(略)

※全文はソースで↓
https://president.jp/articles/-/103152?page=1

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