阪神・佐藤輝明らがゲストティーチャー「子どもは元気で楽しかった」

　阪神の佐藤輝明内野手、佐藤蓮投手、村上頌樹投手、高寺望夢内野手、石井大智投手の５選手が９日、タイガースアカデミーのゲストティーチャーとして、西宮市立用海小学校を訪問した。

　小学２年生９５人、３年生９７人にそれぞれ“特別授業”を実施。グラウンドに選手たちがサプライズで登場すると、生徒たちは大喜びだった。選手たちは、やわらかいボールを使い、投げ方や取り方を指導して一緒に練習。応用したゲームで、生徒たちと触れあった。授業の最後には、佐藤輝がロングティーを披露。豪快なスイングと打球に生徒たちは大盛り上がりだった。

　佐藤輝は「めっちゃ子供は元気で楽しかったです。西宮から野球を続ける子がもっと増えて、またタイガースとかプロ野球とかで活躍する選手がでてきたらうれしいなと思います」と笑顔で感想を語った。

　「逆に自分たちが元気もらったというか、来て良かったなと思いました」と佐藤蓮。高寺も「とても楽しそうにやってくれたので、自分もすごく楽しかったです」と生徒からパワーをもらった様子だった。

　石井大は「小学生はすごく正直なんで、『この人誰？』と言われたんですけど。やっぱりテル（佐藤輝）みたいに活躍すれば、小学生も知っていると言ってくれるんで」と来季の活躍を誓った。村上は「自分は１軍で全然駄目だったので、こういうふうな楽しんでいる姿を見て、自分も楽しんでやっていければいいなと思いました」と“原点”に立ち返った。