あわせて読みたい
アーケード版『魔界村』が稼働40周年! 不気味なモンスターが勢ぞろい。難しいけどヤミツキになる、往年の名作アクション
9/24(水) 0:00 GAME Watch
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3cd5945156efdc4df1d80bca1bfb0b16136d195
カプコンが1985年9月に発売したアーケードゲーム「魔界村」が、今月で稼働40周年を迎えた。
本作は、主人公の騎士アーサーを4方向レバーとジャンプ、攻撃ボタンで操作して敵を倒していくアクションゲーム。制限時間内に、各ステージの最終地点にいるボスキャラを倒し、鍵を奪い取って出口に進むとクリア(※最終ステージはボスを倒すだけでクリアできる)となり、次のステージに進む。敵や敵弾に触れると鎧が脱げてパンツ一丁の状態になり、パンツ一丁の姿で再度ダメージを受けるか、または画面外に落下するとミスとなる。1周全7ステージで、7ステージクリア後は2周目に突入する。
以下、筆者がゲーセンで遊んでいた当時の記憶をたどりつつ、本作の特徴や面白さを改めて振り返ってみた。
■ あまりの不気味さとカッコよさに驚愕。ステージ1から強敵と罠のオンパレードで悶絶
筆者が「魔界村」の存在を初めて知ったのは、今となってはどの媒体だったのか、はっきり覚えていないがゲーム雑誌に掲載された新作アーケードゲームの紹介記事だった。
まず驚かされたのが、キャラクターも背景も、まるでホラー映画を見ているかのようなグロテスク、かつ美しいビジュアルだったことだ。記事中にはステージ1のゾンビが出没する墓場の写真だけでなく、ラスボスの大魔王(※ラスボスと知ったのは、それからずっと後のことだったが)との対決シーンも掲載され、その大柄かつ不気味な姿には度肝を抜かれた。
実物を初めて見たのは、確か1985年の冬休み期間中で、たまたま出掛けたデパートのゲームコーナーだった。ある程度の攻略パターンを確立していた見知らぬ上手なお兄ちゃんが、おそらくステージ3でタワーモンスターやウッディピッグ、レッドアリーマーなどの敵と戦っているところに偶然遭遇した。
主人公のヒゲのオジサンが、敵にやられると鎧がいっぺんに脱げてパンツ一丁になり、さらに攻撃されるとガイコツになる演出はおかしくもあり、なおかつ恐怖感もあった。そのお兄ちゃんは、やがてボスのドラゴンの居場所にたどり着く。空中を飛び回るその巨大さとともに、ツノを生やしてキバをむき出しにした、いかにも強そうな風貌も特大のインパクトがあった。
いざ自分で遊んでみたら、ステージ1の開始直後からとにかく難しいのなんの……。最初に出現するゾンビたちをさばくだけでも大変なのに、たまに墓石の上から飛んでくるカラスや、口から弾を吐き出すグリーンモンスターが同時に出現するとさらに難しくなり、なかなか先に進めない。まるで本物のギターやベースを演奏しているかのような各BGMの音色も、スリル感をさらに引き立てるメロディもすごい迫力で、敵が出現したり、攻撃を仕掛けてきたときに流れるSE(効果音)の不気味さも衝撃だった。
唯一の武器である槍を連射していたら、墓石から突然マジシャンが出現して呪文を放ち、呪文を浴びたアーサーがカエルの姿に変えられたときも本当にびっくりした。しかも、カエルに変身中は槍を投げられないため、またまたあっという間に敵の餌食となってしまった。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)