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【MLB】「韓国のイチロー」イ・ジョンフ、「MLBでは平均以下」韓国紙酷評…「MLB目指す韓国人選手に悪影響及ぼす可能性」
■KBO時代の21年シーズンは打率.360、大リーグでは…
「韓国のイチロー」と称されるイは、大リーグ1年目の昨シーズン、5月12日の試合中に左肩を負傷。6月に手術を受け、シーズンを棒に振った。今シーズンが実質的に大リーグ1年目となる。
今シーズンはセンターのレギュラーに定着し、144試合に出場して打率.261、8本塁打、52打点、10盗塁を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.725だ。
ここ最近、打撃が低迷しており、直近5試合で18打数2安打と精彩を欠いている。
韓国プロ野球(KBO)リーグ時代は、毎年のように安打を量産し、21年シーズンには、打率.360と驚異的な数字を記録。翌22年シーズンは、打率.349、23本塁打、113打点の活躍を見せた。
地元メディアやファンは、大リーグに挑戦した「韓国のイチロー」に大きな期待を寄せるも、今シーズンはKBO時代ほどの輝きはない。
「KBOリーグでは通用したが、MLBのレベルとは顕著な差」
このような状況の中、「スポーツ朝鮮」は、「うつむくイ・ジョンフ、打率2割6分崩壊危機MLBレベルが高いのか、イ・ジョンフの実力はここまでなのか」などのタイトルで、イの今シーズンを酷評した。
記事では「イ・ジョンフは11日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦から嘘のように7試合連続無安打の不振に陥ってしまった。もし、イ・ジョンフが2割5分台の打率すら維持できなければ、問題は深刻化する。KBOリーグでは通用したかもしれないが、MLBのレベルとは顕著な差がある証拠だからだ」とし、こう続けた。
「もうひとつの問題は、ポスティングやFA(フリーエージェント)を通じてMLB進出を目指す他の韓国人選手にも悪影響を及ぼす可能性がある点だ。KBOリーグで最高レベルの運動能力を持つ打者が、MLBでは平均以下に過ぎないという事実は、今後MLB球団の韓国人選手への関心を低下させる副作用につながる恐れがある。イ・ジョンフは、自身のキャリアだけでなく、今後MLBの舞台に挑戦する後輩たちのためにも奮起が必要な局面だ」
チームは21日時点でナ・リーグ西地区4位に低迷しており、ポストシーズン進出が厳しい状況にある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5c15feda45e8df16e5b03bf3eec102a3682cc57