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「鳥肌が立つほどセクシー」「もともと星だった」まるで北朝鮮? 韓国最大野党議員による李在明代表への“賛美歌”続く
「共に民主党」のチェ・ミンヒ議員は、李在明代表がサムスン電子のイ・ジェヨン会長とツーショットを撮ったことについて「鳥肌が立つほどセクシーだ」と持ち上げた。
また、チャン・ギョンテ議員は、李在明代表が公職選挙法違反の控訴審で無罪判決を受け、もはや「星の瞬間(大統領就任)をつかんだ」という評価に対して、「突然星になったのではなく、もともと星だった」などと述べた。
親・李在明派とされるチェ・ミンヒ議員は最近、李在明代表とイ・ジェヨン会長が握手している写真をフェイスブックに共有し、「鳥肌が立つほどセクシーな場面だ。腕がねじれた少年工と財閥3世、それもサムスンの金のスプーンとの出会いだ」と書いた。
このとき李在明代表は、ソウル江南(カンナム)のマルチキャンパスで開かれたサムスン青年SWアカデミー(SSAFY)ソウルキャンパスを訪問し、イ・ジェヨン会長と会っていた。
チェ・ミンヒ議員は、「李在明とイ・ジェヨン。もはや、もともと兄弟だったという映画のようなストーリー型のフェイクニュースまで流れている。『5万電子(5万ウォン台のサムスン電子株)』が『6万電子』になったのは、この出会いに対する期待の表れと見られる」と述べた。
そのうえで、「李在明が『成功したチョン・テイル(労働者の権利向上を訴えて亡くなった青年活動家)』として、有能に大韓民国の未来を切り開いてくれると信じている。このようにいばらの道にも新芽が芽生えるものなのか」と語った。
チェ・ミンヒ議員が言及したフェイクニュースとは、李在明代表の支持者たちが各種コミュニティに投稿した内容を指すと見られる。一部の支持者は、2人の会合がサムスン電子株の6万ウォン台への回復に影響を与えたと主張している。
また一部では、李在明代表とイ・ジェヨン会長の名前が似ている点から、遠い親戚なのではないかというゴシップ的な偽情報まで流れている。
李在明代表に対する“賛辞リレー”は、彼が選挙法違反の控訴審で無罪となった後、さらに勢いを増している様子だ。
チャン・ギョンテ議員は3月28日、CBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』に出演し、李在明代表が無罪によって大統領選に向けて決定的な弾みを得たという評価について、「突然星になったのではなく、もともと星の瞬間だった」と述べ、当初から際立った存在だったと主張した。
「星の瞬間」という表現は、前回の大統領選で、当時の「国民の力」キム・ジョンイン非常対策委員長が、文在寅(ムン・ジェイン)政権と対立していた尹錫悦(ユン・ソンニョル)検察総長に対して、「大統領権をつかむ決定的なチャンスを迎えた」という意味で比喩的に使ったことで有名になった表現だ。
チャン・ギョンテ議員は、与党「国民の力」が李在明代表の無罪について「政治的な判決」と強く反発していることに言及し、「たしかに星の瞬間が来たという気がする」と皮肉を交えて述べた。
さらに「李在明代表はもともと星だったので、たとえ(2審で)有罪になっていたとしても星の瞬間は訪れたはずだ」と主張した。そして、標的を尹錫悦大統領に向けて、「星の瞬間をつくり出したのは尹大統領だ。非常戒厳で国を荒廃させ、大統領選の局面を開いたのだ」と強調した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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