【ウマ娘】どぼめじろう先生の童話が登場！『笠松地蔵』

昔々中部地方の山奥にキタハラとノルンが暮らしていた
キタハラは安月給で正月の餅も買えない有様だからノルンが夜なべして作ったドレスを街で売ることにする
さて街まで来たキタハラだったがちょっと派手だったからかドレスが売れない
ノルンに申し訳が立たない…ととぼとぼ街道を歩いていると雪を被ったお地蔵様が立っていた
キタハラはそんなお地蔵さんが不憫に思い雪を払ってやって持っていたドレスを着せてやった
その晩─誰かが二人の家の戸を叩く
訝しげながら外を見ると二人のウマ娘が優雅にアイススケートをしていた
″素敵だな…″
二人が見惚れていると片方のウマ娘がドンと金銀財宝を置いていった
″彼女に素敵なドレスをプレゼントしてくれたお礼だ″
こうして２人はちゃんと正月を迎えられいっぱい姫初めしたそうな
めでたしめでたし