阪神・梅野ショック…FA移籍へグラリ 矢野監督の露骨すぎる“卒業勧告” 在籍数年の助っ人勢にはラブコールも「生え抜きの主力選手に薄情な態度」

阪神・梅野ショック…FA移籍へグラリ 矢野監督の露骨すぎる“卒業勧告” 在籍数年の助っ人勢にはラブコールも「生え抜きの主力選手に薄情な態度」

阪神・梅野ショック…FA移籍へグラリ 矢野監督の露骨すぎる“卒業勧告” 在籍数年の助っ人勢にはラブコールも「生え抜きの主力選手に薄情な態度」

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 3年連続ゴールデングラブ賞に輝いたトラの司令塔が流出の危機だ。初取得した国内フリーエージェント権(FA)の行使について熟考中の阪神・梅野隆太郎捕手(30)は、現場トップの矢野燿大監督(52)の慰留に消極的な姿勢に大きなショックを受け、基本線としてきた残留から移籍へ傾きつつある。生え抜きの主力選手に“卒業勧告”を突き付けるかのような薄情な扱いに、チーム周辺からは「あまりにひどい仕打ちだ」と憤慨する声さえ上がっている。 (山戸英州)
 梅野がシーズン終了後初めて、球団フロントと去就に関する話し合いを持ったのは16日夕。それまでクライマックスシリーズで敗退した7日から1週間、身の振り方について熟考を重ねるうちに事態は複雑化した。人気球団の正捕手として一人前に育ててくれた恩義から、阪神とは残留を念頭に交渉するつもりだったが、今後のキャリアに強い不安を抱かせる出来事があったからだ。
 「梅野は『こっちには何もない。寂しいです』と傷ついていた」と親しい関係者が明かすのは、矢野監督から来季残留のラブコールを送られた助っ人勢との落差だ。
 CS終了後、指揮官は1年契約が切れる主軸打者のマルテについて「ムード的に盛り上げて力になっている。マルちゃんは欠かせないよ」と来季構想に入っていることを明言。来季まで2年契約ながら選手側が望めば今オフの移籍も可能な守護神、スアレスに至っては「『スアちゃん頼むぞ』ということはしっかり伝えた」と帰国前に残留を求めて直談判したことを明かし、「いてもらわないと困る」と切望した。
 ところが、梅野のFAについて問われると「まだ(本人と)話していない。リュウもいま考えていると思う。球団は球団で残ってもらう努力はしっかりしてくれると思う」と素っ気ない反応。残留交渉に出馬する気配はみじんも見せず、驚くほどの温度差だった。
 球団関係者は「矢野さんは露骨というか、交渉ごとがホント下手くそですね。もっと言い方があるでしょう。まるで梅野に出ていってほしいと言わんばかりの対応ですよ」と眉をひそめる。
 実際のところ、1年契約の続投で優勝が至上命題の来季、矢野監督の1軍捕手構想に梅野が入っていないとの見方は強い。解説者時代からインサイドワークを買っており今季最終盤の優勝争いで先発マスクを任せた坂本を軸に、東北福祉大の後輩でもある長坂、1年目から2軍で強肩をアピールした栄枝の、3人体制で臨む意向とみられる。球団首脳も理解を示し、監督に歩調を合わせて梅野の流出もやむなしの構えのようだ。
 他球団フロントは「勝つために不可欠な戦力ではない、と判断するのは監督の自由」と断ったうえで、「わざわざマスコミの前で、在籍数年の外国人にラブコールを送りながら、ずっと頑張ってきた生え抜きの主力選手に薄情な態度を見せて、プラスになることはひとつもない。梅野本人はもちろん、球団の中にたくさんいる彼の味方もいい気はしないでしょう」と警鐘を鳴らす。
 矢野監督の在任3年間で問題視されてきた、実績にプライドを持つベテラン、助っ人らとのコミュニケーション不全が、来季へ再始動して早々にまた露呈した形だ。今季開幕から扇の要を務めてきた梅野を、最終盤の12試合で先発から外した際にも、やはり指揮官からのフォローはなかったとチーム関係者は明かす。
 「疲れもあって成績を落としていたので、梅野自身も起用について仕方がないと理解はしていたけど、やっぱり人間ですからね。監督から『次、準備しておけよ』くらい声をかけておけばいいのに、ただ塩漬けされたらあまりにかわいそう」
 ベンチスタートが始まった日も、何の前触れもなく突然、ホワイトボードのスタメン欄から名前が消されただけ。その前後に指揮官との意思疎通は皆無だった。「先日のNHKの特番で矢野さんは、若手選手と1対1でじっくり話し込んで鼓舞していましたよね…」と前出関係者は嘆く。
 今や波紋は球団事務所内まで広がり、スタッフも「梅ちゃん、FAどうするんや?」の話題で持ち切り。人気選手ゆえ来年も球団公式カレンダーに登場するほか、今後も球団のPR関連ポスターやビラなどに掲載の予定だが、FA移籍となれば急きょ差し替えを迫られるだけに気が気でない。
 周囲からは「せっかく阪神でここまでの地位を築いたんだし、監督は1年契約なんだから、来年だけ我慢しては?」と梅野にFA権行使をいさめる声もあるが、冷や飯を覚悟のうえ31歳のシーズンを過ごして、失うものが大き過ぎるとも本人は考えているようだ。
 2017年から主戦捕手を務めて日の丸まで背負った梅野に事実上の“卒業勧告”を突き付け、頼れるのはシーズン半分の先発経験さえない若手ばかりでも、かつてトラの正捕手だった指揮官に来季のVロードはしかと見えているのか。息のかかった“チルドレン”だけで乗り切れるほど、長丁場のペナントレースが甘くないことは、悪夢のV逸に終わったこの1年で嫌というほど味わったはずだが…。


阪神・梅野ショック…FA移籍へグラリ 矢野監督の露骨すぎる“卒業勧告” 在籍数年の助っ人勢にはラブコールも「生え抜きの主力選手に薄情な態度」(夕刊フジ)
#Yahooニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/19d875cb047fae6ad917ce4100902141d035ccff 
過去、小山投手、江夏に田淵を出す球団だよ?
自分の野球人生の為に腹括った方が良いよ。

梅ちゃんマジで必要!残ってくれ、梅ちゃんしか阪神の正捕手いないんだから。矢野頼むよ…絶対残すべき阪神の貢献者だろ!

阪神・梅野ショック…FA移籍へグラリ 矢野監督の露骨すぎる“卒業勧告” 在籍数年の助っ人勢にはラブコールも「生え抜きの主力選手に薄情な態度」  https://www.zakzak.co.jp/spo/news/211118/bas2111180004-n1.html 


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