あわせて読みたい
韓国で「口てい疫」確認 おととし以来 日本の農水省も注意呼びかけ
この農場で飼育されている180頭余りの肉牛を殺処分する計画で、このほか発生場所近くの農場や道路を集中的に消毒するなど、口てい疫の拡散防止の対策を進めるとしています。
さらに、来月予定していた全国の農場で飼育されている牛などへの口てい疫のワクチン接種の計画を、繰り上げて今月中に行うとしていて、農林畜産食品省は自治体などに対して迅速な防疫措置に努めるよう要請しています。
通信社の連合ニュースによりますと、韓国での口てい疫の発生は、おととし5月以来だということです。
日本の農林水産省 都道府県に注意呼びかける通知
14日に韓国政府が韓国南西部の農場で口てい疫に感染した肉牛が確認されたと発表したことを受けて、日本の農林水産省は、全国の都道府県に注意を呼びかける通知を出しました。
農林水産省によりますと、韓国で口てい疫の発生が確認されたのはおととし5月以来だということで、国内に侵入するリスクが極めて高い状況が続いているとしています。
農林水産省は畜産農家向けのウェブサイトで、農場の出入りをする際は人や物の消毒を徹底することや、口てい疫が発生している国からの郵便物などは農場などの衛生管理区域内に持ち込まないこと、それに、毎日家畜の健康観察を行い、疑わしい症状がある動物がいたら、直ちに都道府県の家畜保健衛生所に通報するよう呼びかけています。
農林水産省によりますと、アジア地域ではことしに入ってから中国とカンボジアでも口てい疫の発生が確認されています。
NHK 2025年3月15日 0時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250315/k10014750561000.html