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中学校で“メイクの授業” 男女一緒に…アフターケアの重要性など伝える
渋谷区立広尾中学校で10日、“メイクの授業”が行われました。広尾中学校では本来は校則で禁止されているメイクですが、
SNSなどの影響でメイクに関心をもつ子どもが増えており、正しくメイクをする大切さを伝えるために、渋谷区主導で試験的に行われました。
生徒たちに指導をしたのは安全なメイクのやり方を発信している、メイクアップアーティストのイガリシノブさんです。
授業では、リップの正しい塗り方や紫外線対策などメイクの基礎を指導。
■“アフターケア”の重要性
メイクアップアーティストのイガリシノブさん
特に力を入れて教えていたのは、メイクを落とすクレンジングについてです。
イガリシノブさんは生徒へ「メイク道具というのは、油分やカラーを含めていろいろ入ってますので、顔をただ単に水で洗うだけではメイクは落ちません。
メイク落としをしないんだったら、メイクをしてはいけないくらい、メイク落としは重要」と力強く呼びかけ。
クレンジングを怠ってしまい肌荒れに悩む子どもが増えていることから、水ではなく、クレンジング剤を使うなど肌へのアフターケアの重要性を伝えていました。
授業を受けた生徒は「知らなかったです。普通に(メイクは)水で落とすのかなと」
「ちゃんとクレンジングしないと肌荒れになったりしちゃうから、洗顔とクレンジングは絶対大事とわかりました」と感想を述べました。
指導したイガリシノブさんは「守らなきゃいけないものは守らなきゃいけない。やるところはちゃんとやる。そのさじ加減をしっかりやらなきゃいけないから、
(SNSで見たことを)全部はマネしちゃいけないよねっていうのを教えていきたい」と思いを語りました。
今後、渋谷区は小学校でもメイクの授業を検討しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/736bfaee1e89848f23ac5079c04176ad032025cf
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