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【韓国国防部次官】敵による脅威が発生した場合は大統領の指示を受ける 2次戒厳など正当でない命令には従わない
国防次官「現在、軍統帥権者の大統領…不当な命令を受け入れないこと」(総合)
国会出席し「安保上の重大な脅威が発生すれば大統領の指示を受けなければならない」
「国民に向けた武力使用指示、履行しない…」私が止めること」
(ソウル=聯合ニュース)金哲善記者=国防部長官職務代行の金宣浩次官は9日現在、軍統帥権が尹錫悦大統領にあると確認しながらも、「第2次戒厳指示」をはじめとする正当でない命令が下された場合、受け入れないと明らかにした。
キム次官はこの日、国会法制司法委員会の全体会議に参加し「現在、軍統帥権は大統領にある」として「統帥権者として権限が法的に停止されたと断定することはできない」と話した。
金次官は「万一、敵による安保上の甚大な脅威が発生した場合、大統領の指示を受けなければならない」とし「国土や国民を威嚇する敵の明白な挑発がある場合、大統領の指示に従って我々が準備した正常な軍事的措置を取る」と明らかにした。
国民の力が12・3非常戒厳事態以後、尹錫悦大統領の「秩序ある退陣」を話し外交·安保分野を含む大統領国政排除方針を明らかにしたが、現行法上、軍統帥権は依然として大統領にあるという国防部の立場を再確認したのだ。
金次官は、「国防業務も正常に国家安保室に報告されている」と明らかにした。
ただしキム次官は「2次非常戒厳」等、国民に向けた武力行使指示が再び下される場合、これに従わないという点も再度強調した。
キム次官は「軍統帥権者でも今回のように国民の前に武力を使うようにする指示は受け入れない」とし「軍事的脅威がないのにあるように指示すれば従わない」と話した。
金次官は「北朝鮮に対する原点打撃で局地戦を誘発し、2次戒厳を試みる可能性がある」という野党議員の主張に「原点打撃は軍事的条件が充足された時に施行する軍事的作戦」とし「条件が充足されていないのに攻撃しろということは正当な命令ではない」と指摘した。
続けて「私たちが必ず受け入れないだろうし、そのようなことは絶対に発生しないだろう」とし「私が防ぐ。 心配しないでほしい」と付け加えた。
金次官は違憲論議が提起された非常戒厳布告令作成主体に対しては「戒厳司令官だった陸軍総長と防諜司令官ともに本人が作成しなかったと陳述する」としてキム・ヨンヒョン前長官が作成したと推定されると話した。
一方、キム次官は非常戒厳当時、戒厳軍として国会進入作戦に投入された特殊戦司令部隷下707特殊任務団キム·ヒョンテ(大佐)団長がこの日記者会見をしたことに対して「指揮官として現場に投入された部下を代弁できる方法を探したようだ」と言及した。
キム次官はキム団長を「勤務地離脱」等で懲戒や処罰してはならないという野党議員指摘に「責任を問うつもりはない」として「団長だけでなく現場に投入された兵士たちに誤りがないと共感しており、捜査過程でこれを証明できるよう役割を全うする」と付け加えた。
聯合ニュース 2024-12-09 18:00
https://www.yna.co.kr/view/AKR20241209131251504