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【台湾】中華民国と中華人民共和国「互いに隷属しない」賛同70.6%=民間調査
(台北中央社)民間団体「中華亜太菁英交流協会」は18日、最新の世論調査の結果を公表した。これによれば、蔡英文(さいえいぶん)総統が双十国慶節(中華民国の建国記念日、10月10日)式典の演説で「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」と述べたことについて、70.6%が賛同した。
蔡総統は演説でこれを含めた「4つの堅持」を挙げた。残り3つは、自由で民主的な憲政体制を保つ▽主権を維持し、併呑を許さない▽中華民国台湾の未来は全台湾人の意思によって決められる―。調査では、蔡総統の4つの堅持に67.9%が賛同。「賛同しない」としたのは12.3%、「分からない、もしくは答えたくない」は19.8%だった。
中国で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)が蔡総統の演説に対し、「台湾独立を鼓吹し、歴史を引き裂こうとしている」などと反発したことについて、「賛同しない」は54.9%だった。
調査は14~16日に行われ、1081人の成人から回答を得た。固定電話を母集団とし、最後の2桁で無作為に選び出した。
(翟思嘉/編集:楊千慧)
中央社フォーカス台湾 2021/10/18 12:55
https://japan.cna.com.tw/news/atra/202110180001.aspx