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【中国による侵攻】北京五輪後に「危険な時期に入る」 台湾への圧力強化を警戒―マクマスター元米国大統領補佐官
1: 右大臣・大ちゃん之弼 ★ 2021/10/06(水) 08:58:08.05 ID:CAP_USER
【ワシントン時事】マクマスター元米大統領補佐官(国家安全保障担当)は4日、中国による台湾侵攻の可能性について、来年の北京冬季五輪終了後に「危険な時期に入る」と述べ、米国や台湾、日本などが連携し、抑止力を高める必要があると訴えた。シンクタンク「ハドソン研究所」で、時事通信など一部メディアに語った。
マクマスター氏は、中国が香港の民主派弾圧後も国際社会の制裁を免れたことに味を占め、台湾を攻撃した場合でも国際的批判を回避できると考えている可能性があると分析。ロシアが2014年のソチ冬季五輪後にウクライナ南部クリミア半島を併合したケースと似た筋書きがあるかもしれないと述べた。
多数の中国軍機が台湾の防空識別圏に進入を繰り返していることについては、武力侵攻に向けた準備である可能性を「排除しない」と発言。「日米両国や欧州連合(EU)が中国の侵略行為を容認しないと明確に示すことが重要だ」と強調した。
岸田文雄新首相に関しては「安倍政権が提示した『自由で開かれたインド太平洋』構想を継承するだろう」との見方を示した。その上で、日本がミサイル防衛システムだけでなく、敵のミサイル発射拠点などを破壊する長距離攻撃能力を持てば「懲罰的抑止力にもなる」と指摘。「こうした能力を組み合わせることが将来の紛争を抑止し、国民を守ることにつながる」と語った。
時事ドットコム 2021年10月05日20時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100500683&g=int
マクマスター元米大統領補佐官(国家安全保障担当)=2018年3月、ワシントン(AFP時事)