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ロッテの佐々木朗希、フォーム変化で160キロ台連発が影潜める 吉井監督「修正に時間」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1728645243/
「同じように投げても超えない」
今季の佐々木は160キロ台の直球が1試合で数球程度。まったく出ない試合もあった。吉井監督に対し、佐々木は「良いときは、何も意識しないでゲームに行って160キロを超えた。今季は同じように投げても160キロを超えない」と胸中を明かしたという。
要因について、吉井監督は「(佐々木は)右肩の最大外旋位(外側へ回る位置)がすごく大きく、加速させる距離が取れるから球速が出ていた。今季は外旋の角度が浅いため、その分、スピードが出ない」と分析する。良い球を投げるためには、下半身から上半身、肩、肘、指先へと力を伝える必要がある。「足からのパワーがうまく伝わっておらず、腕が先に回ってしまっている」と指摘。腕を後ろに引く動作が小さくなったことで、球速が出なくなったとみている。
2月の春季キャンプ時から直球の状態は悪かったという。体の成長か、昨季の左脇腹の肉離れの影響か、原因は定かではない。「野球選手は毎年、体が変わるので、同じ投げ方をしてもうまくいかないときがある。そこを毎年、対応していくのがプロ。壁に当たっているのかなと思う」と推察した。
スライダーの軌道も変化
スライダーの軌道も変化している。握りは、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた日本代表の強化合宿中に米大リーグのダルビッシュ(パドレス)から教わり、昨季はスイーパーのように横に大きく曲がっていた。今季は縦に落ちる変化となり、左打者にも投げるようになった。握り方も投げる際の意識も、佐々木は「変えているつもりはない」と話している。吉井監督は「本人は横に曲げたいのだと思うが、彼の投げ方や体の使い方では、どうしても縦に曲がってしまう」と指摘。
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2024/10/11 17:30
産経新聞