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被害女性が激怒…ジャンポケ斉藤の妻・瀬戸サオリのコメントは「完全に悪手、致命傷にも」「示談の可能性を消していく」弁護士が分析
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1728532208/
お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二がロケバスの中で20代の女性に対し性的暴行をした「不同意性交罪」などの疑いで7日、警視庁から書類送検された。これに対して斉藤氏の妻は「一方的な行為ではなかった」などのコメントをSNSに投稿。被害女性から非難の声が上がるなど、大きな波紋が広がっている。この投稿について元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は「悪手」と評し、その理由を語った。
「一体何のために」。それが斉藤氏の妻による投稿を見た時の第一印象だった。そして今、このコメントが斉藤氏を追い詰めかねない展開になっている。
不同意性交などの疑いで書類送検されたと報じられた当日、斉藤氏の妻・瀬戸サオリ氏がインスタグラムから投稿した内容は、報道と真っ向から対立するものだった。
各媒体は斉藤氏が容疑を認め、「軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している」と述べたと報じた。対して瀬戸氏は事件を「一方的な行為ではなかった」とし、被害女性に何らかの同意があったと示唆。「不同意性交」を否認するようなコメントを出した。その根拠として瀬戸氏は、斉藤氏と女性が「SNSをフォローしたり、連絡先を交換していた」と明かし、「こちらとしましてはロケバスの中のドライブレコーダー及びカメラの解析を警察の方に求めていました。一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした」と発信したのだ。
これに対して被害女性は9日、弁護士を通じて「まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出されました」と猛反発。「今年の7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました」と明かす展開になった。
仮に私が斉藤氏の弁護士だったら、この事態に頭を抱え込んだろう。瀬戸氏のSNS投稿は、斉藤氏が事件にどんな方針で臨む場合でも、マイナスにこそなれ、プラスにはならない「悪手」だからだ。
(中略)
瀬戸氏のコメントには「性的行為に一定の同意があったはず」という斉藤氏側の「言い分」は書かれているが、そのはっきりとした根拠や裏付けは示されていない。そうしたコメントを今あえて公表しても「無罪主張に根拠が乏しい」という印象を与えるおそれがあり、弁護にプラスに働くとは考えにくいだろう。
さらに言うと、斉藤氏が容疑を認める方針だったとしたら、瀬戸氏のコメントの影響はより深刻。場合によっては致命傷になりかねない。性犯罪の事件で、罪を認めた上で起訴を回避したり、刑を軽くしようとする場合の一番の弁護活動は、被害者に誠意をもって謝罪し、示談して許してもらうことだからだ。その状況下、被害者をSNSで攻撃したら、まとまる話もまとまらなくなる。また、一部メディアが「斉藤氏サイドの話」として「被害女性の側が行為をした」などと報じ始めた。こうした情報発信は被害女性の怒りに火をつけ、示談の可能性を消していくだろう。
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悪手でしかない