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中日・新監督、井上一樹2軍監督に要請へ 今シーズン2軍で優勝争い、元・阪神ヘッドコーチなど指導経験も追い風
転載元: https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1727867850/
中日が来季の1軍監督として井上一樹2軍監督(53)に就任要請する方針を固めた。球団は成績不振のため退任を表明した立浪和義監督(55)の後任選びに着手する中で、井上2軍監督がチームをウエスタン・リーグの2位に押し上げた実績や、モチベーターとしての能力を高く評価。発展途上のチームの強化を託すことを決断した。6日のレギュラーシーズン終了後に要請する見通しとなっている。
発展途上のチームを強くするために必要なものは「陽の気」―。球団が次期監督として井上2軍監督に1軍監督の就任を要請することを決めた。
井上2軍監督は昨年10月の就任会見で「今は陽の気というか、明るいものが足りない。そこですね。どのチームもそうですけど、借金が重なると『きょうも負けた』とすぐなってしまう。それが怖い。優勝やCS(クライマックスシリーズ)を争っているチームはベンチでボーッとしている選手はいないはず。勝ちたい気持ちがあれば陰が陽に変わっていく」と述べると、宣言通りにチームを改革した。若手だろうとベテランだろうと積極的にコミュニケーションを取り、勝てば盛り上がり、負けても「また明日!」と前向きに言えるチームに徐々に変えていった。
そんな「陽」をまとうチームは、開幕直後から上位を快走すると、9月下旬まで優勝争いを演じた。13年ぶりのリーグ優勝は逃したものの、124試合、71勝46敗7分け、勝率6割7厘。昨季借金37で最下位に沈んだチームとは思えない堂々の戦いをみせた。「明るく試合に臨もうとやってきて、選手全員が実行してくれた。二重丸をあげたいです」。全日程終了後のセレモニーでは、そう今季を振り返った。選手では、開幕2軍だった福永や石川昂を1軍に送り込み、育成だった松木平は7月に支配下契約を勝ち取った。1軍で2勝をあげた松木平は同リーグでは10勝3敗で前田純(ソフトバンク)と並んで最多勝を獲得した。
ドラゴンズが最後にCSに出場したのが2012年。昨季まで球団史上初の2年連続最下位に沈み、今季もすでにBクラスが確定している。
9月18日の阪神戦(バンテリン)の試合後に立浪監督が退任を表明したことを受け、球団は後任選びに着手。立浪監督が3シーズンにわたり若手を積極起用してきた路線を継承しつつ、停滞する空気をガラリと変えてくれる指導者として井上2軍監督に要請することを決断。モチベーターとしての手腕が高いことに加え、阪神でヘッドコーチを務めるなど、指導者としての経験も豊富であることも追い風となった。残り3試合となっているシーズンの終了後に正式に要請する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da60bdc121ea5859530a901da37e6dfbf0c77206