あわせて読みたい
韓国メディア「韓国は中国に追い抜かれた」→中国ネット「中国は韓国をライバル視していない」
中国メディアの新浪軍事によると、韓国メディアの朝鮮日報は24日、「すでに中国に追い抜かれた韓国がさらに差を付けられても仕方ない理由」とする社説を掲載した。
社説によると、韓国貿易協会は、中国で活動している韓国企業関係者30人に深層インタビューを行った報告書の草案で「半導体を除けば中国は全てにおいて韓国に追い付き、あるいは追い抜いた」という結論を下した。
社説は、「中国産業の成功は『速度』に要約される。かつては韓国が『パルリパルリ=早く早く』、中国が『慢慢地=ゆっくりと』という文化だったが、今や完全に正反対になった」とし、例として電気自動車(EV)を挙げ、「中国メーカーが新車を作るのにかける時間は非中国ブランドより2~3年早い。中国特有の『996勤務制(午前9時出勤、午後9時退勤、週6日)』のおかげだ」と伝えた。
また「中国は科学技術の革新の方に優先順位を置いている」とし、宇宙航空・自動運転・ドローンなどで飛躍的発展を遂げているのに対し、「韓国は技術を開発しても規制に縛られて商用化できない」と伝えた。
自動運転自動車については「韓国の開発水準は第1~2段階にすぎないのに、中国はすでに第3~4段階まで進み、本格的な商用化を前にしたレベルにまで到達した。世界市場の展望によると、5~10年以内に中国が世界最大の自動運転モビリティー市場になるだろうといわれている」と伝えた。
社説は「韓国がありとあらゆる規制のせいで『慢慢地』な国と化している間に、巨大な中国が革新に向かって恐るべき速度で走っている。こうした現実をきちんと認識しなければならない」とした。
これについて、中国のウェイボー利用者からは「韓国って中国より強い時があった?」「向こうは先進国、俺達は発展途上国だぞ」「中国で韓国をライバル視している人はほとんどいない」「2023年のGDPは、韓国が約1兆7000億ドル(約268兆円)、(中国は)浙江省だけで約8兆2600億元(約170兆円)だ」「半導体以外にもサッカーがあるじゃないか」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)