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【サッカー】 日本人監督が中国選手の長所と短所を指摘=中共ネット「訳すと、愚鈍」「教育の問題」
サッカーのU-16(16歳以下)中国代表の監督を務める日本人の上村健一氏が中国選手の長所と短所に言及した。
中国メディアの鳳凰網体育が27日付で伝えた。
現役時代はサンフレッチェ広島などでプレーし、日本代表としても活躍した上村氏は、5年前から中国で指導しており、
今年2月にU-16中国代表の監督に就任した。
日本と中国のサッカーを熟知している上村氏は、まず中国選手の長所として「実行力」を挙げ、
「この特長は現在トレンドとなっている、高い位置からボールを奪いに行く戦術に適している」とした。
また、もう一つの長所として「フィジカル」を挙げ、「中国の子どもたちは身体的に優れている。
しかし、科学的なトレーニングをしなければこの優位性は発揮できず、逆に補い難い損失をもたらすことになる」との考えを示したという。
一方、短所には「独立した思考力の不足」を挙げ、「多くの中国選手は試合中に監督の指示に頼ってサッカーをしており、
状況に応じて判断することができない。これは、彼らの生活環境、教育背景、トレーニング方法と関係がある」と指摘。
「サッカーのトレーニングにおいては選手が考える機会を作り、判断の基準と方法を教えるべきであり、
(指導者が)飛び越えて選手の代わりに判断してはいけない」との見方を示したという。
この発言に、中国のサッカーファンからは
「全くその通りだな」
「つまりまとめると、図体はいいが頭がだめってことか」
「訳すと、愚鈍」
「やはり教育体制の問題だな」
「まさに教育の問題。今の子どもは柔軟性がなく標準的な答えしか出さない」
「今の(中国の)教育体制でどうやって自分で考えられる子どもが育つのか(笑)」
「自分で考えさせず、言うことを聞かせる教育」
「しかし国情がそうだから変えようがない」
「実際、問題点はみんな分かってる。真に問題なのは解決不可能ということ」
といった声が上がっている。
(翻訳・編集/北田)
https://www.recordchina.co.jp/b941249-s25-c50-d0052.html