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韓国軍が核兵器級ミサイル開発か…韓国紙がスクープ
東亜日報は28日、『軍、世界最大’7~8t弾頭’弾道ミサイル開発目前』というタイトルのスクープ記事を掲載し、このように報じた。
同紙は、「軍当局が7~8tの弾頭を搭載した高威力弾道ミサイルを開発中であることが分かった」とし、「15日に韓国軍が試験発射に成功した高威力弾道ミサイルも弾頭重量が6tであることが伝えられた」と報じた。射程距離は300kmとされる。
東亜日報の取材に答えた政府筋は、「国防科学研究所(ADD)が7~8tの弾頭を装着した弾道ミサイルを開発しており、成功を控えている」とし「核弾頭の開発が不可能な韓国で、事実上の核兵器級威力のミサイルが開発されている」と述べたという。2020年代半ばの試験発射を終えた後、2030年代初めにミサイルを実戦配備する計画であることが分かったと同紙は伝えた。
<画像:韓国国防科学研究所(ADD)が15日に公開した弾頭重量2tの「玄武」の改良型弾道ミサイルの過去試験発射場面/ADD提供>
韓国はこれまで、米国との「ミサイル指針」によって、ミサイル開発時の飛距離や威力に制限があったが、5月に文在寅大統領が訪米した際に、米との間でミサイル指針は正式に解除された。それを受け、「韓国軍が核弾頭ではなく、従来の弾頭の世界最大レベルである《怪物弾頭》弾道ミサイルの開発に拍車をかけている」とし、「文在寅大統領が強調してき自主国防の重要な戦力が相当レベルまで確保されているという評価が出ている」と説明している。
東亜日報は、このようなミサイルの開発が、北朝鮮のミサイル脅威に対抗するものであり、先日発射実験に成功したSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)に続くものであるとしている。また、同ミサイルは地下トンネルの打撃も可能であると指摘。
同紙は、「軍指揮施設などを狙って貫通力を画期的に最大化したミサイルである《バンカーバスター》を開発する手順に韓国軍が乗り出したという分析が出ている」とし、「7~8t級従来の弾頭を積んだミサイルが音速の5、6倍で飛行した後、地上に落下する場合、小型戦術核の威力を超える破壊力と貫通力を発揮するものと予想される」と解説した。
一方で、このようなミサイルの開発は、北朝鮮側の反発を呼ぶ可能性もあり、南北関係の影響が注目されると同紙は伝えた。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは、
「…強力な力なしには平和もないということを忘れてはいけない!」
「これが文在寅の作品だと?…トランプ政権が海外駐留費を削るために軍隊撤収すると迫ったら日本も韓国も白旗上げて、ミサイル制限の解除は米国には一つもないから解いただけだろうが…」
「というかなぜ明かすの?秘密裏にできないの?」
「自主国防万歳!」
「軍への投資は現政権が一番のようだ」
「核は作れないからこれでも作ろう…良いよこれ、放射能被害もなく紳士的だ」
などのコメントがネット掲示板に投稿されている。