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韓国社会で使われる和製英語に韓国メディアが懸念示す「使う人の品位下げる」=ネット「日本がいなかったら韓国には生活言語もなかった」
記事は日本式英語、つまり和製英語について「日本人は発音が苦手なことで有名であるため、イメージの良くない用語が少なくない」と指摘。韓国の代表的な和製英語として「ナンニング(ランニングシャツ)」を挙げ、「本来なら英語では『running shirts』。そのため『ナンニング』は韓国社会ではあまりイメージが良くなく、かつて政治的に蔑称として使われたこともあった」としている。
さらに「タイヤがパンクしたときの『パンク』ももともとは英語の『puncture』に由来する言葉だが、米国では一般的に『flat』が使われている。『punk』という英語は『くだらない』『役に立たない』という意味を持つスラングでもある」と説明。この他にも「ジルバ(jitterbug)」、「ペンキ(paint)」を韓国で使われる和製英語として紹介している。
その上で、記事は「言語はそれを使う人々の文化レベルを反映するが、和製英語は自分たちの便宜を図ろうと恣意的に作られたもの」とし、「正確ではないため疎通を阻害し、言語を撹乱させる」と指摘。さらに「発音のせいで滑稽な用語が作られる場合も少なくなく、時にはその用語を使う人の品位まで下げることもある」とし、「これが韓国が日本式英語を正さなければならない理由だ」と主張している。
これを受け、韓国のネット上では「日本のせいで韓国人も英語ができなくなった」「国民を代表する一部の国会議員も日本式英語を使っていてびっくりした」「みんなで少し気をつければ解決できること。その点は北朝鮮の方が徹底してる」と賛同意見が寄せられる一方で、「語源を認めて使い続けたらいいと思う」「韓国語には『新聞』『中学校』など日本人が作った言葉も多い。日本がいなかったら韓国には生活言語もなかったかもしれない」と反論の声も少なくない。
その他「日本語は駄目で、英語ならインテリ?」「清算すべき日本の残滓(ざんし)が韓国を覆ってから結構たった。それだけ国や国民が努力しなかったということ」「テレビで『ドク』『ドクフ』という言葉がよく使われてるけど、これは日本の『オタク』の『タク』に由来する。日本語から持ってきて勝手に発音や短くてして使ってる。結局、韓国語の破壊を主導してるのはメディア」と韓国内の問題点を指摘する声もみられた。(翻訳・編集/松村)
Record China
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