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ひろゆき「鬼滅 遊廓編」を教育論で子供に見せない親は間違い 三国志や水滸伝、フランス革命等の世界史の多くは漫画で学べる
――『鬼滅の刃』を「子どもに見せない」という点についてどう思いますか?
ひろゆき:たしかに首が跳ね飛ぶグロテスクな描写のある漫画やアニメを見た際にショックを受ける子どももいるので、見せないという意見はわかります。ただ、「子どもに漫画やアニメを見せる/見せないの基準」というのがあって、それは子どもにダメな理由をきちんと説明できるかどうかだと思うんです。
12月から『鬼滅の刃』は「遊廓編」に突入するわけですが、「遊廓編を子どもに説明できない」という理由で見せないのは少し違うかな、と。日本の歴史上、花魁は実在しましたし、そういう事実は事実として学ばせてあげればいいと思います。
僕は三国志や水滸伝、史記や戦国時代、ナポレオンにフランス革命時代と、世界史や日本史の知識の多くを漫画で学びました。
――でも、漫画ばかり読んでいると、知識が増えない気がしてしまうのも親心です。
ひろゆき:しょうもない恋愛漫画を読んでも、何の知識も増えないので、それには同意ですけどね。でも、「下品な描写を真似るから読ませたくない」と親が考えても、子どもはどうせ親にバレないようにどこかで見ます。そもそも、そんな描写から遠ざけるなんて、学校に通っている時点で不可能です。
どうせ覚えてしまうのなら禁止しても意味ないし、覚えたからと言ってすべての子どもが真似するとは限りません。自分の子どもを信じてあげることから始めたらどうでしょうか?
業界団体による年齢制限とか推奨年齢とかも、その基準がすべての子どもに対して正しい基準というものではありません。漫画やアニメを「なんとなく」で禁止してしまうのは、ただ単に子どもの好奇心を殺してしまうだけだと思うのです。
ヤフーニュース(SPA)
https://news.yahoo.co.jp/articles/208378eb76a0af0e3871d107be54af0efa54f266