『龍が如く』の出発点は「大人が楽しめるゲームが世の中にないよね」というピュアな疑問からでした

『龍が如く』の出発点は「大人が楽しめるゲームが世の中にないよね」というピュアな疑問からでした

『龍が如く』の出発点は「大人が楽しめるゲームが世の中にないよね」というピュアな疑問からでした

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1: 名無しさん必死だな 警備員[Lv.5][新芽] 2024/09/08(日) 10:57:08.42 ID:NonKOwg3d


―「龍が如く」シリーズでは、歌舞伎町をモチーフにした架空の繁華街「神室町」を中心に、
精巧につくられた現代の都市空間が描かれてきました。
最新作『龍が如く8』(以下、8)では、シリーズ初となるハワイが登場しています。
作品を重ねるごとに技術を進化させてきた同シリーズですが、そもそもの出発点はなんだったのでしょうか?

横山:出発は「大人が楽しめるゲームが世の中にないよね」というピュアな疑問からでした。
ゲームは玩具の延長線上にあってキッズのものという固定観念があったけれど、
時代が進むにつれ、子どものころからゲームをやっていた人間が大人になってもゲームで遊ぶようになってきていました。

音楽であればビートルズもサザンオールスターズもずっと聴いていられるけれど、
ゲームからそういった作品はまだ生まれていなかった。
ゲームをやりたくても、童心に帰ってプレイしなきゃいけなかったんです。
だとすれば、ゲームは今後どう発展していくんだろうと考え、浮かんだのが「ゲームに飽いた大人たちへ」というキーワードでした。

―1作目『龍が如く』のキャッチコピーですね。

横山:僕も含めて当時のメンバーは20代中盤で、何をやって遊んでいたかというと、
金曜日は蒲田(当時のセガ本社は大田区羽田)で朝まで飲んでいるわけですよ。
だったらそれをそのままゲームにしようと、まずは繁華街を考えました。

東洋一の歓楽街といえば新宿・歌舞伎町。そこに生きている人々のドラマを生々しく描こうと思いました。
小説であれば大沢在昌さんの『新宿鮫』があり、ゲームであれば刑事が主役のアドベンチャーゲームもあったので。

そのときにふと思い出したのがレンタルビデオ店のラインナップでした。
そこにあるジャンルでゲーム化されてないものといえばVシネマ。
コーナーとして成立するぐらいファンは多いけれど、ゲームにはなってない。
これってじつはマーケティング的にも勝ち筋なんじゃないかとひらめいたんです。


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