目黒蓮に心配の声の中、本人否定も現場殺伐報道、惨敗視聴率

　９月２日、Ｓｎｏｗ Ｍａｎ・目黒蓮（２７）主演の連続ドラマ『海のはじまり』（フジテレビ系／月曜夜９時～）の第９話が放送される。

『海のはじまり』は、目黒の出世作で川口春奈（２９）が主演の『ｓｉｌｅｎｔ』を手掛けた脚本・生方美久氏（３１）、演出・風間太樹氏（３３）、プロデューサー・村瀬健氏（５０）が再集結し、人と人との間に生まれる愛と家族の物語を描く“親子の愛”をテーマにしたオリジナル作品。

「第９話の予告は、目黒さん演じる月岡夏と、有村架純さん（３１）演じる恋人・弥生の関係が大きく動き出すことが示唆されています。とても興味を引く内容となっていますが、目黒さんが前よりも痩せているようにも……体調不良から復帰して間もないということもあり、ファンからは心配の声が寄せられていますね」（女性誌編集者）

８月２１日、目黒の所属事務所ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴは、目黒が８月１５日から体調不良で活動休止中だったことを発表していた。

フジテレビは目黒の体調不良を受けて、２６日に予定されていた『海のはじまり』第９話の放送を１週間延期に。代わりに特別編『恋のおしまい』――メインキャストである池松壮亮（３４）と古川琴音（２７）が主人公の、事実上のスピンオフドラマを放送している。

「目黒さんは８月２３日に『海のはじまり』の現場に復帰したと、つまり８日間の休養だったと９月２日配信のＷＥＢ版の『女性自身』に報じられています。

もちろん、体調が回復したからこその復帰でしょうが、『恋のおしまい』の終盤シーンや第９話予告の目黒さんは線が細くなっているため、“めめ、痩せてるね”など心配の声も上がっています。

また、目黒さんの体調不良を巡っては、『海のはじまり』の現場での不況和音報道や、それを本人がブログで否定する展開があり、ファンの間でも強い関心事となっていました」（前同）

８月３０日朝、一部メディアが、『海のはじまり』の現場スタッフの空気感が目黒を追いつめたとする記事を配信していた。殺伐とする現場に目黒が精神的に参ってしまい、休憩時間でも車にこもるように――という内容だった。

■目黒はブログで報道を否定も…

現場の不協和音報道に対して、目黒は３１日昼に事務所の公式ブログを更新。スタッフや現場は「みんな優しいし穏やか」であることを綴り、「休養の理由も原因も そこじゃないのは間違いない」と、報道を否定する内容を投稿したのだ。

「ブログ内では、体調不良の理由が多忙による睡眠不足だと、ほのめかすような言葉もありました。

そんな目黒さんは、スタッフの空気感などとは関係なく、人見知りしやすいタイプだと言われていて、２年前の大ヒット作『ｓｉｌｅｎｔ』の際も、座長の川口さんが現場を盛り立てようとコミュニケーションを取っていた際に、“ちょっと集中したい”と楽屋にこもることもあったと言われていますね。

もっとも、『ｓｉｌｅｎｔ』は目黒さんにとって初めて大役を任された作品だった。芝居に集中したいという思いも人一倍強かったでしょうから、仕方のない話だとは思いわれますが……」（前出の女性誌編集者）

目黒のために『ｓｉｌｅｎｔ』のスタッフが再集結して『海のはじまり』が制作されたことからも、目黒とスタッフとの関係は現在も決して悪くはないのだろうが――制作会社関係者は言う。

「人間関係はともかく、現場は最高気温３０度超えの日が続く真夏日の連続。体力面で過酷だったことは事実ではないでしょうか。撮影が長いとも報じられている『海のはじまり』ですが、制作陣もこだわりが凄いといいますし、制作会社も美しい映像を撮るためにとても丁寧に仕事を進める会社なんですよね。それで撮影時間が長くなっているのでしょうね。

そうして、スタッフも目黒さんも『ｓｉｌｅｎｔ』を超える作品を目指して撮影に臨んでいるのでしょうが……『海の始まり』が数字の面で『ｓｉｌｅｎｔ』を超えるのが難しい状況にあるのは、リアルなところですよね……」

現在、テレビ界は１３～４９歳のコア視聴率を最重要視していて、『ｓｉｌｅｎｔ』はコア５％台を出す大ヒット作品として社会現象を起こしたドラマ。だからこそ、目黒やスタッフ陣が再集結した『海のはじまり』は、業界関係者からも視聴者からも“『ｓｉｌｅｎｔ』の再来か”と多大な期待が寄せられていた。