【アフガニスタン】タリバン車両の爆発相次ぐ　IS系が犯行声明　戦闘員8人死亡か

　アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバードで18、19両日にイスラム主義組織タリバンの車両を狙った爆発が相次いで起こり、過激派組織「イスラム国」（IS）系組織は19日、系列ニュースサイトで犯行声明を出した。AP通信などが報じた。

　AP通信によると、両日の爆発では、複数のタリバン戦闘員を含む少なくとも8人が死亡した。また、ロイター通信は、病院や目撃者からの情報として18日の爆発で20人が負傷したと伝えている。タリバン側は犠牲者数についてコメントしていないという。
　爆発現場のナンガルハル州は、IS系組織が拠点を築いてきたことで知られる。IS系組織はタリバンと敵対関係にあり、8月にはカブール国際空港のゲートなどで自爆テロを起こし、米兵13人を含む170人以上が死亡した。

毎日新聞　2021/9/20 19:31
https://mainichi.jp/articles/20210920/k00/00m/030/137000c