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「文大統領は北朝鮮が何をしても援助を推進」米紙が批判―韓国メディア
2021年9月17日、韓国・東亜日報は、米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」が、「退任を控えた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が何をしようとも人道主義的援助ばかりを進めている」と批判したと報じた。
同紙は現地時間16日付の社説の中でこのように指摘し、「どのような支援も金氏王朝を支え、平壌(ピョンヤン)のエリートに恵沢を与えるだけだ」「具体的で検証可能な北朝鮮の譲歩なくして支援を行ってはならない」と強調した。
また、最近の北朝鮮のミサイル発射と、韓国のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)発射成功による朝鮮半島の緊張状況について列挙し、「北朝鮮は米国を新たな交渉のテーブルに着かせるために、軍事的挑発を継続するだろう」と見通している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「自分が大統領でいるうちにミサイル製造に協力します、ってことだ」「米国メディアが文在寅は金正恩の子分だと世界に公表しているぞ」「朝鮮半島の歴史上、希代の腐敗無能政権」「こんな大統領、国際的に赤っ恥だ」「あと7カ月我慢すれば、もうこの顔を見なくてすむ。うんざりだよ」「こんな人を大統領に選んだことを心から後悔せねばならない。(北朝鮮が)南侵してきても文在寅は自分を正当化するだろう」「韓国大統領じゃなくて北朝鮮や中共が指名した総督だよ。愛国市民はみんな知ってる」など、大統領批判の声が殺到している。
一方、「北朝鮮の体制が崩壊する時に統一韓国を実現する自信がないなら、北朝鮮が中国やロシアのものにならないよう、適当に支援して急激な崩壊を防ぐ必要がある」といった意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)
2021-09-20 08:37 提供元:レコードチャイナ
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