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西武・渡辺監督代行〝スピード終戦〟で辞任は不可避も…「誰が立て直すんですか?」と球団危機感
東スポWEB
西武が30日の日本ハム戦(ベルーナ)に2―5で敗れ、CS進出の可能性が完全消滅。今季のBクラスが確定し、球団史に汚点を残す〝スピード終戦〟を迎えた。
シーズン117試合を終えて36勝79敗2分けの借金43。首位のソフトバンクに37ゲーム差をつけられ、26試合を残してペナントの灯が消えた。成績不振に伴い、5月下旬から休養に入った松井監督の後を受けて指揮を執ってきた渡辺久信監督代行(59)は「本当にこの時期にその可能性がなくなるということはなかなかない。結果的にそういう結果になって悔しいし、応援してくれるファンにも申し訳ない」と謝罪した。
14年間の西武現役時代、6年間の監督時代を通じてもBクラスは2009年(4位)の1度だけだった。代行就任時に掲げた「勝負の9月」にたどり着く前に終戦。渡辺代行は「それはもう私の力不足しかないんじゃないですか」と神妙な面持ちで自らの責任について言及。これまでの経緯や実直な性格を踏まえても「辞任」は免れないとみられている。
「結果」を求められるのがプロの世界。ただ、渡辺監督代行の功績を踏まえ、辞めれば全てが解決するとの流れには少なからず〝異論〟も噴出している。チームや球団周辺では同時に危機感も広がっている。
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