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「日本植民地時代に国を失った?」「先祖の国籍は日本なの?」韓国で大論争に
記事によると、調査は26~27日、成人男女1002人を対象に行われた。「日本植民地時代に国を失ったと考えるか」との質問に対し70.2%が「失った」と答えた。「失っていない」との回答は24.3%に過ぎず、「よく分からない」との回答は5.6%だった。
韓国では最近、金文洙(キム・ムンス)雇用労働部長官候補が国会人事聴聞会で「日本植民地時代に韓国国籍などなかった」「国が滅びたのだから国籍などない」などと発言したことが物議を醸した。金候補の発言に対し野党議員からは「『大韓国民は己未三一運動により大韓民国を建立し』とする憲法前文を否定している」「金候補は大韓民国を否定している」などと強い反発があった。
また、光復節(日本からの解放記念日)の15日に日本の国歌「君が代」が流れるオペラを放送し批判を浴びていた韓国の公営放送KBSのパク・ミン社長は28日、国会科学技術情報放送通信委員会の決算審査に出席。野党議員からの「日本植民地時代のわれわれの先祖の国籍はどこか。当時は国が奪われていたため日本なのか」との質問に対し「深く考えたことがない」と回答したという。
これに韓国のネットユーザーからは「歴史的事実は事実のまま受け入れないと」「歴史を感情的にみてはいけない」「30%は独立運動も認めないの?失った国がなければ独立運動もないよね?」「国は失ったけど、われわれはあきらめずに取り戻す努力をした。その心は忘れずにいよう」などの声が上がっている。
パク社長の発言に関しては「国は失ったが、だからといって日本国籍を取得したわけではない」「国を失うことと、日本市民になることは全く別の問題」「まるで日本の植民地支配下に戻ったようだ」「KBSではなくNHKの社長に就くべきでは」「日本国籍と答えた人たちはみんな日本に追放」「一度も深く考えたことがないのは親日売国奴。日本植民地時代の先祖を韓国人と答えられないのも親日売国奴だと認めることだ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
Record China
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