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韓国大統領候補「肉体労働はアフリカ土人がやるもの」 炎上
英国のある大学教授が韓国野党「国民の力」大統領選予備候補である尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長の「肉体労働はアフリカのようなところがすること」という発言に関連して「あの人が韓国の次期大統領とは憂鬱だ」と述べた。
英国サセックス大学国際関係学のケビン・グレー教授は15日、ツイッターに関連記事のリンクをシェアして「尹錫悦が大学生に『肉体労働はアフリカのようなところがすること』と話した。このような人が韓国の次期大統領になるかもしれないと考えると憂鬱だ」と伝えた。
尹氏は13日、慶尚北道(キョンサンブクド)の安東(アンドン)大学で学生との懇談会に出席して「人がこのように肉体労働で、そのようにして持つものは一つもない。それは今やインドでもやっていない。アフリカようなところがすること」と話して物議をかもした。これに対して「尹氏が肉体労働を軽視している」という批判が相次いだ。
また、この日尹氏は青年雇用問題に対する質問を受けて「非正規職と正規職、大企業と中小企業雇用に大きな差がないようにしなければならない。事実、賃金に大きな差がなければ非正規職と正規職(の区分)に大きな意味はあるだろうか。最近の若者は特に一つの職場で勤め上げるという概念がないではないか」と話したが、この発言も論争を呼んだ。「非正規職と青年求職者の現実を理解していない発言」という指摘だ。
論争に関連し、尹氏は15日に記者団と会い「アフリカ発言について、われわれは1960年代に単純労働でかつらを作って海外に輸出していなかったか。今後は良質の雇用というものは技術で武装していなければならない。大学生が先端科学、コンピュータといったものに関心を持ち、力をつけるのがよいのではないかという考えで話した言葉」と釈明した。
また、尹錫悦キャンプは非正規職・正規職発言について「賃金の格差をなくそうと努力するなら、正規職と非正規職の区分は究極的になくなるという趣旨の話をしたこと」と明らかにした。
9/17(金) 7:16配信 中央日報