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【モーニングショー】北朝鮮、列車からミサイル発射の驚愕! 専門家が「発見も迎撃も困難」とする理由
中国とロシアの後ろ盾「ミサイル開発しやすくなっている」
朝鮮中央テレビは「新しく組織された鉄道機動ミサイル連隊の戦闘準備態勢と任務遂行力を評価し、作戦行動を熟練させるために行われた」と報道。ミサイルの飛距離は約800キロで、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内の標的に正確に命中したとも報じられた。北朝鮮がミサイルの発射映像を公開するのは2017年以来、約4年ぶりのことだった。
軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「鉄道から発射するのは北朝鮮で初めてのスタイル。世界中の北朝鮮ウォッチャーが誰も予想していなかったことなので驚き」と語ったうえで、「北朝鮮は全国に鉄道網があるため全国どこからでも、すぐ発射できる。これが日本に届くようになるとミサイル防衛も非常に苦しくなる」と指摘した。
さらに黒井氏は列車から発射することについて、「ミサイル発射のバリエーションを増やしたことで、敵が的を絞りにくくなる」と語り、発射された「KN23北朝鮮版イスカンデル改良型」ミサイルについて「変則的な軌道のため落下地点の予測が困難、低い高度で移行するためイージス艦では迎撃できず、PAC3で対応するしかない」と解説。つまり北朝鮮は、射程距離は約800キロ(従来600キロ)で、イージス艦で迎撃できないミサイルが日本列島を射程に収めたことになる。
北朝鮮は先週末にも巡航ミサイルの発射実験をしたと発表しており、黒井氏は「中国とロシアが後ろ盾になり、国連安保理で厳しい制裁ができなくなっているので、北朝鮮がミサイルの開発や実験をしやすくなっている」と指摘した。
玉川徹「PAC3がいくらあっても迎撃漏れがでてしまう」
(略)
2021年09月17日12時26分
https://www.j-cast.com/tv/2021/09/17420520.html?p=2