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パリ五輪・フェンシング男子エペ団体 日本、銀メダル!決勝でハンガリーと延長の死闘も、25-26で敗れ惜しくも連覇は逃す
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■パリオリンピック™ フェンシング男子エペ団体 決勝(日本時間3日、グランパレ)
男子エペ団体で日本が銀メダルを獲得した。ハンガリーとの決勝で延長の大熱戦となったが25-26で惜しくも競り負けた。連覇まで“あと1点”も、東京五輪に続く2大会連続のメダルに輝いた。
メンバーは今大会エペ個人で日本人初の金メダルに輝いた加納虹輝(26、JAL)、古俣聖(26、本間組)、ベテラン見延和靖(37、ネクサス)、山田優(30、山一商事)の4人。団体戦は相手チームの3人と計9試合行い、決勝は山田、加納、古俣の3人で挑んだ。
フェンシングにはエペ、フルーレ、サーブルの3種目があり、エペは唯一、全身の突きが有効となる。初戦でベネズエラに逆転勝ちを収め、準決勝ではチェコとの接戦の末に競り勝った。
世界ランク5位のハンガリーは準決勝で同1位の地元フランスを大差で破り決勝に駒を進めた。
第1試合は山田が登場。東京五輪で個人銀のG.シクローシに対し、先にポイントを奪うが終盤攻め込まれ1-2。第2試合は個人金の加納が個人2回戦敗退のM.コッホに挑むが、2-5と3点ビハインドに。第3試合の古俣はT.アンドラーシュフィを相手にスピードとテクニックで流れを引き寄せ、6-7と1点差に。
第4試合は山田がコッホに3連続ポイントを許すなど7-10。続く古俣はシクローシに対し、膝を狙った突きで奪うなど互角の戦いで9-12とし後半へ。
第6試合、加納はリザーブのD.ナジに序盤苦しんだが攻めてくる相手の背中を突くなど、3点差をキープし11-14。第7試合の古俣は好調コッホに対し5-3と追い上げ16-17と1点差に。
終盤第8試合は山田がナジとの対戦で一進一退の攻防から3点リードを許したが1ポイント奪い返し18-20で金メダリストのアンカー加納へ。最終第9試合は加納とシクローシの頂上決戦。先に手首を攻めポイントを奪った加納。21-21の大接戦からシクローシに痛恨の連続ポイントを許したが、2点ビハインドから残り24秒で1点差に。そこから驚異の粘りをみせラスト6.98秒で追いつき、25-25で1分間の延長戦へ。先にポイントを奪った方が勝利となるが、わずかにシクローシの突きが早く25-26で無念の敗退となった。