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【コピ】 「併売率」高いコーヒーに期待して…「142万円の高級マシン」を設置した韓国コンビニ
【08月24日 KOREA WAVE】韓国の大手コンビニエンスストアGS25が、コーヒー事業への投資を拡大している。
コンビニコーヒーはパンやチョコレートなど他の商品と一緒に購入されることが多く、「併売率」が高いことがその理由だ。
GS25は、併売の可能性が高い商品を戦略的に配置したり、割引プロモーションを展開したりすることで、販売効率を最大化している。
GS25は全国の1万5000店以上の店舗にスイス製エスプレッソマシン「ユラ」を設置しており、今年後半にはさらに500台が追加導入される。
この「ユラ」はドイツの消費者団体「シュティフツング・ヴァーレンテスト」で5年連続1位を獲得したことで知られ、高品質なエスプレッソを安定して抽出できる点が特徴である。
GS25は2015年に自社ブランド「カフェ25」を立ち上げ、最高級の豆と1台1300万ウォン(約142万円)の高級コーヒーマシンを導入。
これにより、2021年に26.0%、2022年に28.6%、昨年は24.1%、今年上半期は20.2%と、毎年20%以上の売上増加を達成している。
この高価なコーヒーマシンを店舗に導入し続ける理由は「併売率」の高さにある。GS25によると、カフェ25の併売率は81%で、
コーヒーを買った顧客のうち10人中8人が他の商品も購入しているという。特にコーヒーと相性の良いデザートパンが人気で、
カフェ25が登場した翌年の2016年1月には、GS25のデザートパン売上が前年同月比213.5%増加した。
また、アルコール類やベーカリー商品も高い併売率を記録している。
ビールやワインの併売率は82%で、アルコールを購入した客の多くがスナック類も同時に購入している。
さらに、GS25の自社ブランドベーカリー「ブレディーク」の併売率は88%で、コーヒーや牛乳などと一緒に購入されている。
GS25は、併売の可能性が高い商品を戦略的に配置し、運営の効率を最大化している。
例えば、ビール売り場の近くにさまざまなスナックを配置し、冷蔵ベーカリー製品の近くにはコーヒーや牛乳を置くなど、顧客の購買傾向に合わせて商品を配置している。
さらに、「ウリトンネGSクラブハンキ」や「ウリトンネGSクラブカフェ25」といったサブスクリプションサービスでも、併売戦略が適用されており、弁当やサラダと一緒にインスタント麺や炭酸飲料、ミネラルウォーターを組み合わせた割引キャンペーンを展開している。
2024年8月24日 13:00 発信地:韓国
https://www.afpbb.com/articles/-/3535289