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ドイツ海軍艦艇の東京寄港はフリゲート「バイエルン」以来3年ぶり。同日開かれた歓迎式典で在日ドイツ大使館のペトラ・ジグムント次期大使は、このたびの来日に際し、日本とドイツだけでなくイタリア、フランス、アメリカの5か国艦船が集結して多国間演習を行う予定であることを明らかにしました。
ジグムント次期大使は、式典時のあいさつで自衛隊とドイツ軍が物資などを融通する「物品役務相互提供協定(ACSA)」についても言及し、「両国の協力をさらに強化するもの」と評価。「ルールに基づく国際秩序を維持するためには、日本との協力はこれまで以上に重要だ。同時にインド太平洋地域における私たちの関与は、欧州における安全保障のコミットメントの高まりに組み込まれている」と話しました。
ドイツ大使館の担当者は「バーデン=ヴュルテンベルク」と「フランクフルト・アム・マイン」の来日は、ドイツ海軍が行うインド太平洋方面派遣「IPD24」の一環で、「親善訪問」と「各国との合同演習」、そして「北朝鮮への制裁監視」という3つの目的があると説明しています。
横須賀にはカナダとニュージーランドの軍艦も
フリゲート艦「バーデン=ヴュルテンベルク」の甲板に整列した乗組員(深水千翔撮影)。
「フランクフルト・アム・マイン」は今年(2024年)5月にヴィルヘルムスハーフェンを出港。一方の「バーデン=ヴュルテンベルク」はUNFIL(国連レバノン暫定軍)の海上任務部隊として、昨年10月から今年4月まで東地中海で行動しており、スペインのロタ海軍基地でIPD24に向けた準備を行った後、大西洋で「フランクフルト・アム・マイン」と合流。この2隻で「インド太平洋派遣部隊」を編成し、はるばる極東まで来ました。
「ドイツ海軍の日本における新たなプレゼンスは、我々の安全保障政策における関係の継続的な拡大の一環だ。相互運用性を強化するため海上自衛隊との合同演習を実施しているほか、ドイツ、日本、フランス、アメリカ、イタリアの艦船が参加する多国間演習も予定している」(ジグムント次期大使)
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8/22(木) 16:12
乗りものニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d38730f7dd702571ddee0916cccb9a92f1f179e