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パリ五輪・競泳男子200M個人メドレー 瀬戸大也7位「ロス五輪は34歳。1度落ち着いて考えたい」3大会連続の五輪終わる
【パリ=松本航】予選を全体5位で通過した瀬戸大也(30=CHARIS)が7位で大会を終えた。
1分56秒59を記録。150メートル地点で5番手だったが、自由形で伸びきらず「うまく泳げなかったです。隣に置いていかれる形で少し焦ってしまって、最後の自由形も結構バテバテだった。最後の最後のレースで思うような結果が出せず残念ですが、この大会を通して全力で戦えたので、まずはゆっくり休みたいです」と悔しげに振り返った。
200メートル、400メートルともに地元フランスのレオン・マルシャン(22)が金メダルを獲得。注目度が高く、常に大きな歓声が響く中でのレースが続いた。
「東京と別次元に楽しい大会でした。結果は出せなかったですけれど、本当に後悔はないです。悔しい気持ちはありますが、後悔はなく、素晴らしい大会だった。有観客で戦えるオリンピック。素晴らしい舞台に立たせてもらい、決勝で素晴らしいライバルと戦えたことが、本当に幸せです」
かねて12月の世界短水路選手権(ブダペスト)出場を視野に入れ、男子400メートル個人メドレーでの前人未到7連覇に意欲を示してきた。当面は9月に佐賀で行われる国民スポーツ大会出場へと準備を続け、今後のキャリアも熟考していく。
「(28年)ロス五輪は34歳ですし、相当な覚悟がないと続ける必要はない。ここからの4年間、34歳になるにつれて、いろいろな体の疲労との付き合い方もある。1度落ち着いて、今後のキャリアについても考えたいと思います」
3月の五輪代表選考会、代表1次合宿後は、拠点のオーストラリアや欧州で強化を続けてきた。まずは日本に戻って周囲に感謝を伝え、次の1歩を踏み出す。
日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/89e3d14d3605567e18b3ffa48ca2be85139eb21e