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藤浪晋太郎「自分に期待しては裏切られ失望」 “事実上の戦力外”…胸中をSNSに綴る
藤浪晋太郎「自分に期待しては裏切られ失望」 “事実上の戦力外”…胸中をSNSに綴る
メッツ傘下3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手が13日、自身のインスタグラムを更新し、胸中をつづった。
「今シーズンは出だしから結果が出ず、野球人生で初めての怪我による長期離脱、そしてDFAと、毎日毎日、自分自身に期待しては裏切られ、失望し、それでも懲りずに新たな自分を求め期待する。そんな日々の繰り返しです(本文ママ)」など、真っすぐな気持ちを書き込んでいる。
藤浪はメジャー挑戦した昨季、アスレチックスとオリオールズでプレー。メジャー2年目の今季は2月に年俸325万ドル(約5億円)プラス出来高でメッツと契約。しかし、スプリングトレーニングでは5試合に登板して0勝1敗2ホールド、防御率12.27。今季開幕はマイナー3Aで迎えていた。
さらに、5月に右肩の張りで負傷者リスト(IL)に入り、6月5日(同6日)には60日間のILに移行した。7月26日(同27日)にはメジャー出場前提となる40人枠から外す措置(DFA)となったが、3Aに残留を決めた。
「『DFA』Instagramらしいキラキラした話や、良い報告ではありませんが…笑。先日、Metsより『今日、君をDFAにすることになった』と電話があり、メジャー40人枠から外れることになりました。いわゆる日本の戦力外とは少しニュアンスが異なるのですが、それでも『怪我のリハビリを終えてすぐにメジャーに復帰する』という目標を立てていた自分にとっては、悔しすぎる通告でした」
DFA後の最初の登板となった8月3日(同4日)の3Aアルバカーキ戦では、2回無安打無失点1奪三振。藤浪はインスタグラムに「『野球が上手くなりたい』『何とか這い上がったる』という気持ちはずっと持ち続けていますし、決して心が折れたりなどではありません。辛いこともありながらも楽しく野球に取り組んでいます」と胸中を明かしている。
“事実上の戦力外”となった現在は、日本球界復帰を含めてFAになる権利もあるため、注目が集まっている。