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ウクライナがロシア国境を越境し進軍か 3集落制圧、新兵捕虜に ロシア西部クルスク州
ウクライナと国境を接するロシア西部のクルスク州で6日から軍事衝突が続いています。
ウクライナ側が国境を越えて進軍しているとみられます。
ロシア国防省は6日、300人規模のウクライナ軍が地上侵攻を試みたと発表しました。
独立系メディアによりますと、ロシア国防省はウクライナ軍を撃退したと発表したものの、その後、SNSから撃退したとの文言は削除されました。
国境付近での戦闘は続いているとみられます。
ロシアの軍事記者らは、ウクライナ側の攻撃規模は国防省の発表よりも大きく、最大2000人が国境沿いに集中していると指摘。
国境を越えてロシア領内を6キロ進軍していて、複数の村が制圧されていると報じています。
クルスク州のスミルノフ知事代行によりますと、少なくとも5人が死亡しました。けが人も多くいるとみられ、知事は献血を呼び掛けています。
地元の2つの教会も砲撃にさらされました。
クルスク原発があるクルチャトフ市上空でも防空活動が行われました。
別ソース
ウクライナ軍、ロシア3集落制圧 国境で激戦、新兵捕虜に
https://news.yahoo.co.jp/articles/de37e368954c6638f5757bebd5c646dfece1be4f
ウクライナ軍は6日、ロシア西部クルスク州の国境地帯に進軍した。
ロシア国防省系のインターネットメディアが伝えたところでは、ロシア側の3集落が制圧された。
双方による地上部隊やドローンを交えた激しい戦闘が続いている。
過去にウクライナ側に協力するロシア人武装勢力など「破壊工作者」が越境攻撃したことがあったが、今回は規模が大きいもよう。
国境を越えたのは約400人と報じられた。住民に死傷者も出ているという。
独立系メディアによると、ロシア軍の少なくとも6人が捕虜になった。
定期招集で兵役に就いていた新兵2人も含まれ、尋問の様子がSNSで伝えられている。
ロシアのプーチン政権はかねて、占領するウクライナ東・南部4州に新兵は派遣しないと約束。
ただ、ウクライナと国境を接するロシア西部各州は「本土」であるため、新兵を配置して兵力不足を埋めているとみられていた。
捕虜が出たことで、その実態が改めて浮き彫りになった。