吉見一起「石川昂弥は真っすぐを狙って真っすぐが来ても振り遅れている。ちょっと厳しい」

【吉見一起の目】１軍昇格即スタメンの石川昂弥は「打たされている」直球に遅れている打撃に修正を

【吉見一起の目】
◇6日　中日6―2DeNA（岐阜・長良川球場）

　中日は細川の2ラン、岡林の2点二塁打などで6点を奪い、先発・高橋宏を援護。連敗を3で止めた。そんな中、テレビ実況で解説を務めた中日スポーツ評論家の吉見一起さんは、2軍で調子を上げて昇格即スタメンとなった石川昂に注目した。

　「立浪監督が何を期待して1軍に上げたのか聞いたわけではないが、石川昂が期待されているのは強く振るということだと思う。その点から言えば、打たされているという印象だ」

　2回先頭の第1打席、4回先頭の第2打席とも1ストライクから、投球に合わせるかのようなスイングで凡退した。さらにウィックと対した第3打席では、3ボールという絶好のカウントから直球に詰まり気味で空振り、ファウル4つから二ゴロ。

　「2ストライクになってからは変化球も意識しなければならないかもしれないが、そこまでは絞っているはずの直球に遅れている。2軍と1軍では同じ球速でも切れが違う部分もあるだろうから、そこをうまく修正して7日以降に臨んでほしい」。8回の第4打席ではカウント1―1からの甘いスライダーを右翼フェンス直撃二塁打した石川昂。この一打が吉見さんの言う「強く振る」姿の復活につながるか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/016ceae93514f9962c7698b377e9c78e00d0d249

サンキュータッツ