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【北朝鮮】影武者は12人!金正恩の“服装”に重大シグナル 専門家「クーデター起きた可能性」
首都平壌で9日未明に開かれた軍事パレードに正恩氏は出席したが、その姿にかつての面影はなかった。病気でダイエットに励み、体重が40キロ以上激減したとされるが、20代前半と思わせる肌ツヤで若々しさに満ちあふれていた。
本物か偽物か、論争になっているが、元韓国国防省北朝鮮分析官で拓殖大学主任研究員の高ヨンチョル氏は「金正恩には12人の影武者がいて、これまでもよく似た影武者が登場したことがあるが、今回のは全く似ていない。間違いなく影武者。ここまで似ていないのは初めて」と驚く。
そもそも今回の軍事パレードには、ほかにもおかしなことだらけだったという。パレード恒例の新型ミサイルや新兵器のお披露目はなかった。金正恩総書記が着ていたのも軍服ではなく、スーツにネクタイ姿だったのも珍しい。
「労働党を代表して、(党書記の)趙甬元が臨席上官として、金正恩の代わりに敬礼した。影武者の金正恩が軍服を着ていなかったようにパレードで軍部は表に出なかった。労働党と軍部と権力闘争が背景にあり、党側が主導権を握ったとみられる」(高氏)
朝鮮中央通信は、正恩氏と李雪主夫人らが、9日に金日成主席の遺体が安置されている宮殿を訪問したことを写真とともに報じたが、この正恩氏も同日のパレード時とは別人のように見える。
「今年に入って、金正恩が寝たきり状態になったとの話が流れた。昨年の死亡説同様、フェイクニュースを流しているのではないかと言われていたが、今回は本当かもしれない。もしくはクーデターのようなものが起こり、監禁状態になっているとも推測されています」(高氏)
労働党が主導権を握った場合、韓国との融和路線に傾く可能性が高いという。
東スポ 2021年09月11日 06時15分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3621379/