あわせて読みたい
城彰二さん「久保建英を選ばなくて良かった」 “エース不在”の日本代表が強豪撃破←これ…
今月26日に開幕したパリオリンピック。サッカー男子日本代表は、予選リーグでパラグアイ、マリと対戦し、それぞれ5-0、1-0で勝利。30日に行われるイスラエル戦を前に、2大会連続での決勝トーナメント進出を決めた。
元日本代表で、現在はサッカー解説者として活躍する城彰二氏は、サッカー男子日本代表の試合をどう見ているのか。話を聞いた。
(略)
――日本の攻撃については、どう見ていますか?
城 良い攻撃をするには良い守備からと言われるように、チームは守備からしっかり入っているし、その結果、攻撃にも人数を掛けながらいい感じで攻めていけています。
しかも、みんな技術が高いのでボールをロストしないし、攻撃面での連係がスムーズで2列目の選手は得点力もある。攻守のバランスが良く、完成度が高いのがこのチームの良さ。今、思えばOA(オーバーエイジ)枠を使用しなくてよかったんじゃないかなと思います。
――OA枠として期待されたヴィッセル神戸の大迫(勇也)選手や、五輪世代のエースとして期待された久保(建英)選手の不在も、今のチームを見ると問題はない。
城 久保とかは、抜群に能力が高いし、みんなリスペクトするので、いたら彼に頼ってしまったり、どうしても彼にボールを集めないといけない、という意識が出てしまう。そうなると、今のチームの良さであるフォア・ザ・チームで戦えなくなり、ギクシャクしてしまう可能性も出てきます。
今のチームには「自分たちだけで勝てるんだ」という意識の高い選手が多く、連係面もうまく機能しているので、OAや久保を入れなくて正解だったかもしれないですね。
続きはソースで