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【パリ五輪/柔道】阿部詩 目を腫らし対応「本当に悔しいという一言と…弱いんだなっていう」「プレッシャーに負けてしまった」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1722172541/
7/28(日) 22:09配信
◇パリ五輪第3日 柔道(2024年7月28日 シャンドマルス・アリーナ)
女子52キロ級の阿部詩(24、パーク24)が28日、2回戦で世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ(26=ウズベキスタン)に3分4秒、谷落としでまさかの一本負け。2度目の五輪は2回戦敗退でメダルなしに終わった。
悪夢の敗戦から4時間後。目を腫らした詩は報道陣の問いかけに「本当に悔しいという一言と…弱いんだなっていう部分…」と気丈に語った。そして、一言一言かみしめるように「やっぱり普段の試合とは違った緊張感だったり、絶対に勝ちにいかないといけないっていう気持ちが…そのプレッシャーに負けてしまった」と試合を振り返った。
敗戦後は、しばらくしてからスタンドの家族の元に行き、涙を大きなタオルで拭った。詩に代わって対応した全日本女子の増地克之監督は、詩のについて「聞いていたと思いますが、泣きじゃくって自分では歩けない状況だったので。なかなかやっぱりあの、気持ちを落ち着かせることができない状況で…はい。まあ、もう少し、ちょっと時間がかかるかなというふうに思います。会話はまだしていないですね」と明かしていた。
初戦で長野出身のカナダ代表・出口ケリーを開始57秒、完璧な大外刈り一本で下した詩だったが、2回戦でまさかの結末が待っていた。
史上初の兄妹同日五輪連覇の期待を背に乗り込んだパリ。兄の一二三が大会初戦となる2回戦を控えている中で世界1位に屈した。開始2分すぎに内股で技ありを奪い有利に試合を進めていたが、3分4秒に谷落としを浴び、まさかの一本負け。その瞬間、畳に突っ伏し号泣。畳を降りても会場に響き渡るほど泣き叫ぶ詩に、会場から「ウタコール」が送られた。
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