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梅雨明け後の猛暑対策が必要な中、千葉・市川学園では夏の制服に「ハーフパンツ」と「ポロシャツ」が採用されている。しかし、生徒の多くはハーフパンツを着用しておらず、着用している生徒は、中学生でもクラスの一部、高校生ではほとんどいなかった。
ハーフパンツ導入も…着用は40人クラスにたった4人
梅雨明け早々、10年に一度の猛暑に警戒が呼びかけられる中、対策は待ったなしの状況だ。
イット!では制服に「ハーフパンツ」を採用し、話題になっている学校を取材した。
取材したのは、千葉・市川市にある中高一貫校の市川学園。昨年度から夏の制服に男女とも「ハーフパンツ」と「ポロシャツ」を導入している。
市川学園では、制服姿の中にハーフパンツとポロシャツ姿で登校している生徒もいた。
導入するきっかけについて、市川学園の生活指導部副部長・芳賀裕美先生は「海外の学校に短期留学で行くとハーフパンツの学校が結構あったので、うちもいいんじゃないかと。冷房はかけていますが、省エネも言われてますので、そういう意味では必要かなと思う」と話している。
しかし、通学時間に見てみると、ハーフパンツを履いている生徒は、意外にも多くないように見えた。
数えてみると、ハーフパンツ姿は中学生40人のクラスに4人で、さらに高校生になるとクラスに1人もいなかった。
ハーフパンツを着用している中学生からは、「これまで夏でも長ズボンを履かないといけなかったのでうれしい」「(膝)下に爽快感があっていい」「勉強をするときにコンディションを発揮できる服装を重視した結果、涼しい制服が一番良いと思いました」などの声が上がった。