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韓国文体部の「サッカー協会調査」に…協会側「W杯に出場できなくなるかも」
協会関係者は17日、聯合ニュース、ニュース1などのメディアに「文化体育観光部(文体部)の調査が入れば応じるのが正しい」としながらも「政府もFIFA定款を参考にする必要はあるだろう」と述べた。FIFA定款第14条1項には「会員協会は独立的に運営されなければならない。第三者の干渉を受けてはならない」と規定している。
関係者は「ずっと政治的に圧迫を受ければFIFAの制裁を受けることもある」とし「最悪の場合は(協会資格停止で国際大会出場権を奪われ)ワールドカップ(W杯)本大会に出られないこともあり得る」と懸念を表したという。監督選任過程が公正だったかどうかに対する文体部の調査が協会の独立性を侵害することになりかねないということだ。
サッカー協会はユルゲン・クリンスマン前監督と決別してから5カ月間、新監督を物色してきたが、7日、プロサッカー蔚山(ウルサン)HDの洪明甫(ホン・ミョンボ)監督を韓国代表チームの指揮官に選任した。ただ、ファンやサッカー関係者の間では外国人監督を物色しながら明確な理由なく国内監督を選任した点、洪監督が代表チーム指揮の考えがないような態度を見せながら突然180度転換した点などを指摘しながら協会の決定を激しく非難している。特に朴柱昊(パク・チュホ)国家代表戦力強化委員は洪監督の選任はまともな手続きを踏んでいないと暴露し、李天秀(イ・チョンス)、朴智星(パク・チソン)、李東国(イ・ドングク)らサッカー界レジェンドも苦言を呈した。
これを受け、文体部は15日、サッカー協会の運営に関連して不適切な部分がないか、代表監督選任過程に問題がないかを調査をすることにした。調査の結果、問題があれば(文体部の権限内で)措置を取るという立場であることが伝えられた。
中央日報日本語版 2024.07.18 09:44
https://japanese.joins.com/JArticle/321295